2012年作品、アダム・シャンクマン監督。ジュリアン・ハフ、ディエゴ・ボネータ、トム・クルーズ出演。
彼女もあこがれの場所だが、すぐにひったくりに遭ってしまう。 大きな荷物を取られて、その中にはお気に入りのレコードが詰まっていた。 それを見て犯人を追っかける男・ドリュー・ボレー(ディエゴ・ボネータ)、彼はここバーボンルームで働いていた。いつかこのステージでロックンロールを歌うために。
ちょうど女の子が一人辞めたところで、ドリューは彼女にここで働かないかと誘う。 二つ返事で喜ぶ彼女だが、一つ忠告するドリュー 「シンガーと言ってはいけないよ」 案の定ここに憧れてくる輩が多いからか、デニスは初めは追い払おうとする。でも必死に懇願してやっと働けるようになる。 そこから若い二人は急速に接近する。
しかしこのバーボンルームに毎日抗議をする団体があった。 少年健全育成のために街からロックを排除しようという市長夫人パトリシア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)率いる抗議団体だった。
そしてデニスにはもうひとつ悩みがあった。 それは税金の支払いだった。 しかしそれを一発で支払う策があった。
バーボンルーム出身の大スターステイシー・ジャック(トム・クルーズ)がボーカルを務めるロックバンド“アーセナル”の解散ライブが店で開催され、その収益で一括支払いしようというのだった。
しかしこの作戦にも危ない面があったのだ。 それはステイシーがとてつもない変人だったのだ。 すっぽかしはもちろん、色々いわくつきの大スターなのだ。
マネージャー、ポール(ポール・ジアマッティ)に何度も確認の電話を入れようやく当日を迎えることができた。 しかし前座で欠員ができてしまった。 そこでシェリーはドリューを押すのだった。
驚くデニスとロニー(ラッセル・ブランド)、しかしドリューは極端なあがり症、果たしてステイシーは予定通り来るのか? ドリューは歌えるのか?…
ブログ記事で2本目のミュージカルです。
初公開時は上映館の都合で観れなかったのですが、皆さんの記事を見ていつか観ようと思っていて今回やっと鑑賞できました。 私の世代にはかかる曲がどれも涙もんですね。
乗りのいいロックもそうですが、ナイトレンジャー、フォリナー、REOスピードワゴンなんかは、一人で見ていたら大声で歌っているところでしょう。
なんといってもトム・クルーズの怪演は最高でしたね。 前後が逆になって観た関係で、先日観た「アウトロー」とは真逆のキャストに、それだけで脱帽でした。
あと、キャサリン・ゼタ=ジョーンズですね。 ラストのあの衣装最高でした。 ロック野郎たちに一人で立ち向かう姿、「あんたのノリが、結構いいんじゃ?」っていう滑稽さがまたよかったです。
1987年ってPOPな曲の狭間だったんでしょうかね。 後半ポールがドリューにPOP路線を強要するところが、もうそんな時代になりつつあったのかなって感じていました。
こういう作品を見ると歌いたく、弾きたくなりますね。 でももう指は動きませんが・・
これはサントラを買おうと思わせてくれる作品でした。(G)
出会った二人
バーボンルーム
しかしここはピンチを迎えていた
抗議団体のおばちゃんたち
切り札のステイシー・ジャックだが
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