1997年作品、ジム・ギレスピー監督、ジェニファー・ラブ・ヒューイット主演。
酒を飲みながら崖に座っている男。 7月4日の独立記念日だった。 近くの町でクイーンズコンテストが開かれている。
ヘレン(サラ・ミシェル・ゲラー)が優勝したので、彼氏のバリー(ライアン・フィリップ)とジュリー(ジェニファー・ラヴ・ヒューイット)とレイ(フレディ・プリンゼ・Jr.)のカップルでお祝いをしようということになった。
高校生の4人はこの街を出て行こうとしていたが、この日はコンテストもありちょっと浮かれていた。 海岸で遊んだあと車で帰ろうとしたとき突然飛び出してきた男を轢いてしまうのだった。
動転する4人。 もちろん警察に行くなんて考えず、4人は死体を海に何とか沈め、決してこのことはしゃべらないと誓い合うのだった。
そして1年がたった。 大学に進学したジュリーのもとに1通の手紙が来た。 そこには 「去年の夏、お前たちが何をしたか知っている」 とだけ書かれてあった。
1年前のことを引きずっていた彼女は恐怖にさいなまれていたので、この手紙には驚愕した。 そして4人は連絡を取り合い相談することとなるのだが、その中でバリーが襲われたのだった。 襲ったやつの手には鍵爪が握られていた・・・
何も知らないで見ていると若い青春映画かなと思ってしまうオープニングですが、一転、人をはねてしまうところからストーリーが暗転しますね。
死体が顔がわからないところから伏線が敷かれており、ちょっとひねった展開になっていくホラーですね。 基本復讐劇ですが、実はそこにかこつけた連続殺人では？死体がいったい誰なのかというところがキーポイントで、それがだんだんわかるところからの展開がちょっと面白かったです。
ヘレン役のサラ・ミシェル・ゲラーはホラーに出演が多く、「THE JUON/呪怨」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/1069501.html 「呪怨 パンデミック」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/1096686.html やテレビ作品では「バフィー ～恋する十字架～」とかにも出て顔は売れていますね。
ただ主役のジュリー役のジェニファー・ラヴ・ヒューイットは日本では歌手っぽく見られていますが、アメリカでは映画、テレビ、はたまた監督、モデルと幅広く活躍しています。
この作品でも役どころもいいですしよく演じていますね。 もちろん綺麗で日本人に受ける感じです。「２」もあるのでアップする予定です。
４人は楽しいはずの関係だった
