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フェノミナ インテグラルハード完全版

1984年作品、ダリオ・アルジェント監督、ジェニファー・コネリー、ドナルド・プレゼンス出演。

チューリッヒ郊外の田園地帯。 北欧から観光に来たヴェラ(フィオーレ・アルジェント)はバスに乗り遅れ、仕方なく歩き出し、とある一軒家へ入った。 そこで恐るべきものに遭遇して逃げ出すが、つかまり首を切断されてしまう。
映画俳優ポール・コルビノの娘ジェニファー(ジェニファー・コネリー)が、チューリッヒ空港に到着した。 すぐに、つきそいの女教師ブラックナー(ダリア・ニコロディ)と共に寄宿学校へ向かった。 彼女は昆虫とコミュニケートできる特殊能力の持主であった。
警察は少女連続殺人事件の捜査の参考にしようと、昆虫学者マクレガー博士(ドナルド・プレゼンス)を訪ねる。 発見されたヴェラの腐乱した首に湧くウジと、たかっている蝿が首なし死体の行方と犯人の潜伏場所をつきとめるヒントになるのではと考えたのだ。
寄宿舎に入ったジェニファーは、奇怪な夢にうなされた。 彼女は夢遊病者のようにベッドを出ると、道路をふらふらと歩く。 そんな彼女を二人の若者が車につれ込んだ。 犯されそうになるが、車のロックが外れて土手へ放り出された。 そこでマクレガーの助手である猿のインゲに出逢った。
ジェニファーと会ったマクレガーは、彼女の特殊能力に興味を持った。 それからほどなく、ジェニファーのルーム・メイトのソフィー(フェデリカ・マストロヤンニ)が惨殺された。
ジェニファーは蛍に導かれ、犯人のものと思われる手袋を発見した。 その中にはウジがたかっていた。 マクレガーは死肉を好む虫サルコファガスを使って死体の隠し場所を探そうとした・・・

ダリオ・アルジェント作品ですが、この前作が 「シャドー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12282492.html ですね。 だんだん見た監督作品がたまってきたので、書庫を作っても良い頃ですね。
主演はジェニファー・コネリー、32年前なんでまだ彼女が幼い頃ですね。 しかし2作目の出演でホラーサスペンスとはいえいきなりの主演、近作は 「ノア 約束の舟」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11747797.html で、ノアの妻・ナームを演じていました。
そして車椅子の生活の昆虫学者・マクレガー役でドナルド・プレゼンスが出演しています。 彼はやはり 「大脱走」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10109399.html が印象的でしたし、ちょっと変わった役で 「ニューヨーク1997」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11610165.html にも出演していましたね。
お話は、連続殺人事件のサスペンスです。 同じ年くらいの女の子が惨殺されていく事件が発生、そしてちょっと特殊な能力を持った彼女が悪夢を見始めるという展開ですが、この昆虫学者・ジョン・マクレガーと猿のインゲが活躍していくんですね。
ただ物語の進行としてはちょっと荒いというか、奇をてらったというか、監督らしさがちょっと逸脱した展開に感じてしまいましたね。 監督の他作品をまた見て、ちょっとネジを巻かないと(^^)

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寄宿学校に向かうジェニファー

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死体に群がるうじが捜査に役立つ研究

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しかしこの学校で起こる連続殺人事件

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そして悪夢にうなされるジェニファー

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そして彼女の身辺にも

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