anttiorbの映画、映像の世界

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とらばいゆ

2001年作品、大谷健太郎監督、瀬戸朝香主演。

女流棋士の本城麻美(瀬戸)は負けが込んでいる。 妹のも棋士で本城里奈(市川実日子)というが彼女は順調だ。
麻美はエリート・サラリーマンの夫・一哉(塚本晋也)と結婚しているが、自分がスランプと思い込んでおり、家庭のことを何もやる気が起きない。
今日も遅くに帰ってきた一哉に当たり散らすのだった。 何を言っても、何を慰めても全部逆手に取ってしまう麻美だった。
挙句の果てには結婚自体が失敗だったと言い出す始末。 
妹の里奈は売れないミュージシャン・弘樹(村上淳)と同棲している。 里奈は里奈で結婚していないことを口実に、またヒモ状態の弘樹に対して何か物足りなさを感じ、結構奔放に行動している。 そして焼きもちを焼き始めた弘樹に対しうざく感じ始めるのだった。
麻美は一向に勝てない日が続いてくる。 だんだん追いつめられてくる麻美。 そこに一哉も転勤の話が出てきてしまった。 海外に行くことになったのだが、麻美の今の状態から話を切り出せないでいる。 行き詰っていく二人・・・・

姉妹棋士という変わった設定ですので、動きの少ない映画でした。 心理描写が主なのですが、話が多くぶつけ合うシーンが多くかえってストレスがたまった作品でした。
男としてよくわかるところが多いのですが、ここまで我慢はできないとかえって感心してしまうところもありました。
この作品では麻美役の瀬戸はわがまま女?としてえがかれていますが、実生活は違う評判ですよね?
この時点ではまだ結婚前かもしれませんが、いい教訓になったのではと感じさせられました。

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姉妹とも女流棋士

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しかし二つのカップルは行き詰っていた

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再び笑いあえるのか?

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