大富豪であり、N.Yのメディア会社 「パリッシュ・コミュニケーション」の社長、ウィリアム・パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)通称ビルは、ある夜どこからともなく響いてくる声を聞いた。
胸の痛みを感じた。 彼の頭の中にだけ響いてくるのだった。
娘のスーザン(クレア・フォーラニ)は内科の研修医で、恋人は父の会社の若き取締役のドリュー(ジェイク・ウェバー)。
彼女はコーヒーショップである男と会う。 その男(ブラッド・ピット)とほんのわずかの時間話した彼女は、何か惹かれるものがあり、男の方も同じ感情を持ったのだった。
しかしその男は彼女と別れ反対方向に歩いて行った先の交差点で車に跳ね飛ばされてしまった。 その夜パリッシュ家のディナーの時またビルにあの声が聞こえてきた。
自分の部屋に行ったときその声の主が実は死神だと正体を明かし、ビルは死期が近いことを知った。 そして死神は言う。 戯れにある青年の体を使いビルの前に姿を現した。
その青年はさっきコーヒーショップでスーザンと話していた青年だった。 突然現れた謎の青年に驚く一族たち、そしてなんといっても一番驚いたのはスーザンだった。 彼はジョー・ブラックと名乗り、ビルと行動を共にするのだった。 果たして彼はこの世で何をしたいのか?・・・・
アンソニー・ホプキンスといえば一番のイメージはハンニバル・レクターですが。 しかし、この映画では巨大会社の経営者であり、娘を愛する一人の父親を演じていて、ちょっと凄味にかける役ですが、逆に味わい深い演技ですね。
死神がこの世にどんな興味がわいたのでしょうか? そんな感情がそもそもあるんでしょうか?
不思議な感覚に浸った作品でしたが、不思議と180分が長いと感じられませんでした。
クレア・フォーラニはすごく綺麗で、魅力的なんですが、これ以外ではあまり大役はやっていませんね。 ちょっともったいない役が多い気がします。
彼女の魅力を発揮できる作品にぜひ起用してほしい女優さんですね。
不意に現れた死神・ジョー・ブラック
死期が近いことを知らせに来たのか?
ビルと行動することとなる
しかし彼の姿は生前彼女と会っていた
いきなり現れ、家族と食事を共にするジョー