もう一人優秀な成績を収めた男がいた。 犯罪者の一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志したビリー・コスティガン（レオナルド・ディカプリオ）。
コリンはコステロによって警察内部の内通者として送り込まれた。 コリンはそれが発覚しないよう署内で巧みに振る舞うのだった。
ビリーに与えられた役目はマフィアへの潜入捜査。 コステロの懐に飛び込み信頼を得ていくために様々な行動を共に行っている。
コリンが配属されたのは、エラービー警部率いるエリート集団「SIU」。 マフィア撲滅の最前線。 マフィア情報が逐一はいる場所で、コステロにはもってこいの配属だった。
ビリーは信頼を勝ち取るために殺し以外の仕事はやらねばならなかった。 殺しだけはと何とか避け続けてはいたが。 ビリーの任務を署内で知る者はただ二人クイーナン警部（マーティン・シーン）とディグナム刑事（マーク・ウォールバーグ）のみ。マフィアとＳＩＵお互い内部に爆弾を抱えているが、それがだんだん両方とも内部に不審者がいることを感づいてくるのだった。 さて二人はどうするのか?・・・
150分の長尺の映画ですが、見ごたえがありますね。
脂の乗り切った二人の俳優にどっしり重石を置くジャック・ニコルソン。 やはり彼がいると緊張感がありますね。
ここでは書ききれませんでしたが、二人の間で寄れ動く女性としてマドリン役のヴェラ・ファーミガがいますが、二人に接する態度の使い分けははっきりしており、別人のように見えてしまいました。
悲劇で終わるのですが、壮絶さの中の悲しさがよく表れていて傑作でしたね。
犯罪者一家に生まれたビリーだが、警察官になり潜入捜査に
