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J・エドガー


1960年代。  黒人公民権運動の盛り上がりを苦々しく思っていたFBI長官のジョン・エドガー・フーヴァーレオナルド・ディカプリオ)は、キング牧師宅の盗聴を命じると共に、自身の伝記をスミス捜査官(エド・ウェストウィック)に口述タイプさせる。
1919年。 アメリカでは、ソビエト連邦の建国を受け、共産主義者労働運動家の過激派によるテロが活発化しており、ついにはパーマー司法長官(ジェフ・ピアソン)の自宅が爆破される事態となった。 直ちに急行するフーヴァーだったが、これを受けて司法省は、過激派を逮捕し、国外追放する特別捜査チームを編成、24歳のフーヴァーがその責任者となるのだった。
無力な父親と支配的な母親・アンナ・マリー・フーヴァー(ジュディ・デンチ)のもとに育ち、吃音の内気な青年であるフーヴァーは、司法省の新人秘書ヘレン・ギャンディ(ナオミ・ワッツ)を国会図書館のデートに誘い、プロポーズするが断られてしまう。 まだまだ仕事がしたいという彼女を、個人的な秘書にすることには成功した。
国会図書館の蔵書をインデックス化し、検索時間を飛躍的に向上させた経験から、フーヴァーは全国民の指紋などの個人データを集約し、犯罪捜査に利用する構想を持っていた。 ただし、彼にとっては、彼の考える国家の道徳秩序を破壊し、破壊しようとする者もまた犯罪者であった。
喫煙室を彼のチームの部屋に勝手にしてしまい、わずか数人のフーヴァーのチームは、過激派のアジトを急襲、大勢の過激派を逮捕することに成功する。 しかし、大量の過激派を逮捕し、共産主義勢力が後退したことで、彼の提唱する捜査チームの必要性は逆に支持を得られなくなっていった。
失意のフーヴァーは新任捜査官のクライド・トルソン(アーミー・ハマー)を副長官に任命し、友情以上の交際を深めるようになっていく。
1932年、リンドバーグ愛児誘拐事件が発生すると、フーヴァーは誘拐を連邦犯罪と認めさせ、FBIの権限を大幅に強化させる法律を議会に認めさせた。 独自の基準で捜査官を厳選して綱紀を粛正し、科学捜査を導入してFBIを作り変えると共に、政治家のスキャンダルも極秘ファイルとして収集し、権限を縮小しようとする歴代大統領を黙らせる隠然たる力を得ていった・・・

ジョン・エドガー・フーヴァーの生涯をほぼ画いた作品であり、アメリカにおいてFBIという組織が力を持って行った背景が描かれている作品でもありました。 フーヴァー=FBIとも言えますね。
監督はクリント・イーストウッド、主演がレオナルド・ディカプリオ、若いころのフーヴァ―はそのまま嵌りますが、老年期のメイクの方が迫力がありますね。 同じく老人メイクをしているアーミ-・ハマーは大分不気味ですが(^^)
アメリカと言えば、国際的にはCIAが有名で、多くの映画では良くも悪くも活躍をしますが、国内の組織という事ではFBIなんでしょうか? 私も子供のころはかっこいい警察を超えた組織がアメリカに合ってそれがFBIだという先入観は確かにありましたね。
それもこれも、内外にフーヴァーがコマーシャライジングをしていたという事なんでしょうね。 実際に自分があらゆる手柄を立てていたなんて嘘のようなシーンも入っています。
ゲイだったとか、トルソンとのただならぬ関係、さらにマザコンだったとか、アメリカでは有名だったのかという話も、実に新鮮で、意外な人物像に私は思えました。
良くも悪くもFBIを今日まで引き上げた名物的存在だったんでしょう。

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自分の伝記の製作に入るフーヴァー

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ヘレンを個人秘書とする

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トルソンを率いれ

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陣容を整える

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いつも一緒の二人、必ず食事を共にする仲

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