anttiorbの映画、映像の世界

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八日目の蝉

2011年作品、成島出監督、井上真央永作博美出演。

誘拐事件で捕まった野々宮希和子(永作)。 
彼女は取り調べで、ただひたすら言い続けることは、子供の両親への感謝だけだった。
恵理菜は助け出された時すでに4歳になっていた。 彼女は薫として育てられていたので、本当の両親から恵理菜といわれてもただ怯えるだけだった。
どうして希和子は生まれたばかりの彼女を誘拐したのか? 
希和子は恵理菜の父の秋山丈博(田中哲司)と不倫関係にあった。 丈博は妻と別れるということは言うが、かたくなに子供は欲しがらなかった。
そんな時妻の恵津子に子供ができたのだった。 希和子は生まれた赤ん坊を見てけじめをつけるために病院に忍び込む。
見ればけりがつくと思った希和子だったが、その場でとった行動は赤ん坊を奪うことだった。 それから彼女はシングルマザーとしてその赤ん坊を薫と名付け育てることにするのだった。 自分の子として・・・・

NHKのドラマは見ていませんが、映画版ということで見てみました。
147分ということで長い尺ですが、希和子と恵理菜の二つの時間軸を追いながらの演出は上手い作りですね。
結局同じ境遇となる二人。 血がつながっていないのに本当に母と娘の絆を感じさせるところが身につまされる感じがしました。
最後希和子が捕まるシーンは涙があふれてしまいましたが、その最後の叫びにこれで最後となる娘? との別れと愛おしさがあふれていましたね。
今が旬の永作博美ですので好演でした。
成島監督作品は初めて見たみたいですが、最近結構撮り始めていて今後は見る機会も多くなるでしょう。

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赤ん坊を連れ去ってしまう希和子

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シングルマザーとして“薫”と名付け育てる

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“薫”ではなく恵理奈として大きくなった彼女

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育ての母?と別れたとき

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・・・

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