anttiorbの映画、映像の世界

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ストーカー


サイ・パリッシュ(ロビン・ウィリアムス)は大型ディスカウントショップのスピード現像カウンターで働く中年男。
もうキャリア20年となる。 勤勉な男だが、寂しいことに家族がいない。
そんなサイは、常連客である主婦ニーナ・ヨーキン(コニー・ニールセン)の幸福な家庭に憧れている。
彼女には夫のウィル(ミシェル・ヴァルタン)に、可愛い一人息子のジェイク(ディラン・スミス)がいる。
二人はいつものように写真の現像をお願いしに来る。 帰り際ジェイクが一言いう。「サイは一人ぼっち」 ニーナはまさかジェイクに家族がいないとは思っていなかったが、ジェイクは感じていたのだった。
サイはジェイクの誕生日を知っていて、その日に無断で使い捨てカメラを上げてしまった。 そんなサイにも秘密があった。 彼の部屋一面に、なんとヨーキン一家の写真が貼りつめられていたのだった。 いったい彼はこの一家にどれほどの想いを抱いているのだろうか?・・・

寂しい中年男を演じるロビン・ウィリアムズははまり役ですね。
今回はその気持ちが高じての作品ですが、サイはこの夫婦が仮面夫婦ということを写真からわかっているんですね。
そしてとった行動は、題名通りの「ストーカー」ですが、そこには決してこの家族を破壊しようとするものではなく、愛に満ちているんですけど。
ラストの写真が印象的ですが、これを合成とみるか、未来の姿とみるかで、この映画の味わい方が変わるんではないでしょうか? 後者として見たいですが…

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常連客のニーナ

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夫のウィル

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彼女が来るのが楽しみなサイ

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しかし彼には秘密があった

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いつ撮ったのか、こんな写真が

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