2010年作品、宇恵和昭監督、井上真央、ジョナサン・シェア出演。
なんとなくスケッチしていた外国人が彼だった。 ところがひょんなところで彼と再会。そこから彼との付き合いが始まったのだった。
彼は語学オタクの外国人、中学時代、英語のテストで4点を取るほど、英語は大の苦手なさおり。 そんな彼女が恋に落ちたのがトニーだった。
漢字の美しさに一目惚れして日本に来ただけに、日本語はペラペラだが、特にいろいろなシチュエーションを日本語独特な言い回しで必死に表現しようとするのだが、どこかピントがずれている。
ある日トニーに誘われたところは外人ばっかりのパーティーだった。 日本人は彼女だけ。 トニーは英語で他の人と談笑し始め、彼女はぽつんと残されてしまった。 可哀そうに思ったルーシーが話しかけてくれたが、そこから彼女は飲むしかなかった。
すっかり酔っぱらった彼女にトニーが気がついて謝るのだった。 すっかり忘れていた。 トニーはほうれん草のベーコン合えを持ってきてくれる。 そして帰り道トニーは送ってくれ、別れ際トニーの後姿を見送るさおり。 そんな後姿に惹かれる彼女だった。
この映画は原作の漫画を読んでいたので、できれば劇場で見たかったのですがやっと見れました。
漫画は売れたので読んだことがある人は多いのでは? 映画化にするとイメージが変わるのが常ですが、二人の出会いのシーンは結構おもしろかったですね。
小栗左多里さんの自伝?みたいな作品ですが、トニー役のジョナサン・シェアがうまくハマっていてあまり違和感はなかったです。
最後トニーの実家でのシーンはちょっとウルッときました。
いろいろな国際結婚がありますが、それを武器にしてヒット作を作った小栗さんはあっぱれですね。 トニーが結婚式の後の中庭で必死に家族に話すシーンを見ていると日本人ってめんどくさいと少し思いました。
見た人は感じるかもしれませんね。