2002年作品、デヴィッド・フィンチャー監督、ジョディー・フォスター主演。
メグ(ジョディー・フォスター)は、夫のスティーブ(パトリック・ボーショウ)と別れてシングルマザーとなった。 娘のサラと二人で新しい家を探していた。
ニューヨークで結構いい物件が見つかった。 その家に何やら変わった部屋があった。 緊急避難用の鋼鉄製の密室パニック・ルームで、その部屋をサラはたいそう気に入っていた。
しかし引っ越した盤にその家に3人の黒装束の男たちがやってきた。 男たちはメグたちがいると思っていないようだったが、空き家と思っていた家にメグたちがいたので向こうもびっくりした。
どうやら一人はこの豪邸の持ち主の遺族の一人であるジュニア(ジャレッド・レト)で、正体不明のラウール(ドワイト・ヨーカム)と、パニック・ルームの設計者バーナム(フォレスト・ウィテカー)と3人で何かを探しに来たようだった。
突然の強盗団にメグとサラはパニックルームに逃げ込むのだった。 もちろんここは安全で、ここは一切の外界とはモニターで見ることができる。 また通信も通常はできるのだが、逆に携帯電波は入らない。
賊たちは電話コードは切っていた。 そして携帯も逃げ込むとき部屋に置いてきてしまった。 充電中だったのだ。
何より心配なのはサラが1型糖尿病で血糖コントロールをしないと発作が起きてしまうのだった。 そのキットはもちろんこの部屋にはない。 さて賊3人は一体何が目的なのか? 二人は無事脱出できるのか?・・・
密室空間と、その外での攻防という特殊な環境のサスペンスですが、設定もうまいし、ジョディー・フォスターの演技も光っていますね。
バーナム役のフォレスト・ウィテカーは善人役が多く、「フォーン・ブース」ではスチュの唯一の理解者役でしたね。
この映画でも犯人の中の唯一の良心的な役を演じています。 悪役面ではないですよね。
新居に現れた賊から逃げるふたり
こちらも住人がいるとは思っていなかった
ジュニアとバーナム
娘の体は1型糖尿病
そのためのキットを取りにメグは