警視庁の指揮のもと、神奈川県警の本部管理官の巻島史彦（豊川）は誘拐事件の現金引渡しの現場に張り付いていた。 しかし警視庁の方針と会わずとうとう警視庁のお歴々を追い返してしまう。
度重なる犯人からの要求。 新年のカウントダウンの会場に指定された場所は人でいっぱいだった。 現金を持った母親をマークする神奈川県警の捜査官たち。
それを見て逃げる男を巻島は追ったが、群衆に紛れて見失ってしまう。 そして誘拐された男児は遺体で発見された。
泣き崩れ警察の性にする両親。 神奈川県警の曾根刑事部長（石橋凌）から、ミスは一切認めるなと釘を刺されていた巻島は、記者会見の場で杓子定規な返答しかできない。 しかし会見後マスコミに追われつい怒鳴ってしまう。
実は巻島に妻・園子（松田美由紀）は難産のため生きるか死ぬかの大変な状況だったのだ。 時は流れ6年後・・
巻島は足柄署に左遷されたが、そこで本来の実力が発揮され実績を上げていた。 しかし6年前の事件の夢はいつも見ている。 そんな中、県警のトップの本部長に昇進していた曽根から呼び出しがあった。
今世間を脅かしているＢＡＤＭＡＮという連続幼児誘拐殺人事件の捜査を依頼されたのだった。 今回テレビキャスターの早津名奈（井川遥）がテレビでＢＡＤＭＡＮを過激に批判していたので、標的にされたのだった。
そこで巻島にテレビに出て捜査協力しろと言うのだった。 巻島はそこで大胆な行動に出る。 テレビでＢＡＤＭＡＮを挑発したのだった。 県警は巻島を外そうとするが、逆に視聴率はうなぎのぼり。 そして巻島の大胆な挑戦が始まるのだった・・・
トヨエツの初めての刑事役ですね。 気怠いイメージのトヨエツですが、ちょっと過激ですが真面目な刑事役にうまくはまっている感じがしますね。
この映画はやはり脇がうまいですね。 上手くトヨエツを引き立てています。
私は特に笹野さんが大好きです。 寅さん映画で知りましたがそのあとテレビ、映画、舞台でいかんなく力を発揮していますよね。 この人の主役の映画を一度見てみたいものです。
ある誘拐事件を担当していた巻島
