公園のベンチに座っている男・フォレスト・ガンプ（ハンクス）、彼は隣に座っている女性にチョコレートを勧めながら語りだした。 「人生は、箱入りチョコレートみたいなもの。 開けてみないとわからない。」 自分の人生について語りだした。 今のセリフは彼の愛するママ（サリー・フィールド）からの言葉だった。
彼は生まれつきＩＱが低い子供だった。 それだけでなく背骨が曲がっているので、足に矯正機をつけていた。
家は大きな家で、いろいろな旅人を泊めそれで生計を立てていた。 ママはしっかりしていて、ガンプに対してもしつけをしっかりして、学校からは特殊学級を勧められたが、頑として普通学校に入れた。 もちろん普通の子と違うガンプは始めからいじめられていた。
家には様々な人間が泊っていった。 ある男はギターを弾いていたので、矯正機をつけながらガンプが踊るのを見て、ステージで披露して一躍世界的スター（エルヴィス）となった。
ガンプはいつもいじめられていた。 ある日ガンプは自転車で追いかけられ、矯正機をつけながら必死に走っていたところ、矯正機が壊れガンプは驚異的な脚力で走り始めた。 ガンプはものすごい俊足だったのだった。
高校生になってもガンプはいじめられていたのだが、これもまたある日車で追っかけられていたところ、そのままフットボールのコートに入り込み、誰よりも早く走ってしまった。 そのままチームに入れられなんとガンプは大活躍するのだった。 走ることにかけてはだれにも負けなかったのだ。そ
のまま大学まで進み全米選手にもなってしまい、時の大統領ケネディにも激励されるのだった。 有名になるガンプだったが、ジェニーにとってみればちょっといらつく存在だった。
ジェニーは多感な女の子で、大学を止めてしまい彼の前から姿を消していった。 その後彼は軍隊に入っていくのだった。 そして彼の行く場所はベトナムだった。 ここから彼の人生はまた大きく展開していくのだった・・・
前から見ようと思っていた作品でした。 見終わった後、不思議な感覚を味わいましたね。
感動というものとも少し違うのですが、ガンプというまっすぐな人間に惹かれたのは事実です。
周りはいろいろガンプを引きずり回すのですが、ガンプのペースにに逆に皆が巻き込まれていくのがまた愉快ですね。
彼には人間のちょっとずるい感情が欠けているので、すべて正面から突き進む大きな力があるようです。 普通の人間には逆にできないことですね。
ラストはＪｒと二人で終わりますが、これはハッピーエンドなんでしょうか？ ちょっと悲しくも感じたエンディングでした。
