anttiorbの映画、映像の世界

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真木栗ノ穴

2007年作品、深川栄洋監督、西嶋秀俊主演。
 
舞台は鎌倉、売れない小説家の真木栗(西島)は唯一の連載が打ち切られてしまった。 落ち込みながらいつもの定食屋に行き、いつもの定食を頼み帰り道、店員の女(キムラ緑子)が声をかけてくる。
ちょっと歳を取っているが、自分を誘ってアパートに招き入れる。 積極的に誘う女に始めは警戒心を持っていたが、つい一晩を共にしてしまう。
朝家に帰ってみると、なんと泥棒が入っていた。 家は荒らされめちゃくちゃ。 ただ取られる金目の物は元から無い。 落ち込みながらいつもの定食屋に行くと、お上はなぜか期限がいい。 サービスまでしてくれて心なしか化粧も濃い。
不審に思っていると、そこに取材の編集者が二人(利重剛木下あゆ美)がくる。 始めは隠していたが泥棒に入られた売れない作家とばれてしまう。 どうやら手口は女が男を誘っている間に、連れの男がその男の家に入るという手口で、その二人は捕まったということだった。
まんまと罠にかかった真木栗は帰ろうとするが、取材に応じてしまう。 と、その後編集者から思いがけない話が。 「官能小説を書かないか?」 思いがけない依頼に喜ぶ真木栗、3日しか日が無いが金を渡され受けてしまう。
悩みながら家に帰り、いつもの穴をのぞく。 実は住んでいるぼろアパートは、両壁に穴が開いており、右の部屋にはボクサー?っぽい男。 たまに女を連れてくるが独身らしい。 左は空き部屋。
作品が思い浮かばず次の日買い物から帰って来ると、アパートを見上げる女(粟田麗)が一人。 この女だ!ひらめいた真木栗はその女のスケッチを描き、その女が隣に引っ越してきたという設定で、その穴から女を覗くということで筆が進み始めた。 
うしていると実際にその女・水野佐緒里が引っ越してきた。 のぞきながら書いて行く小説は好評となっていくのだが、だんだんそこで展開される話が、自分が書いたとおりになっていくのだった。 そんなバカなことがと思いながら、その穴から離れられない真木栗だった・・・
 
原作はホラー小説なんですね。もしかすると昔読んだことがあったかもしれません。穴の中で展開する世界がだんだん真実なのか幻想なのかわからなくなりますが、そこが不思議な魅力ですね。
またラストもそんな感じです。 ポイントとなる女の役の粟田麗という女優さんの、印象が深かったですね。
作家と言う仕事は、もしかすると実生活と、お玉の中の世界と二つの世界で生きているのかもしれませんね。
 
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売れない作家・真木栗
 
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この穴をいつも覗いている
 
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そこに女が現れる
 
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謎の多い女
 
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そして…
 
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