anttiorbの映画、映像の世界

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泥棒成金

 
フランスの港町に住む、ジョン・ロビー(ケイリー)は昔は泥棒だった。 「猫」 と呼ばれた宝石強盗だったのだが、戦争のときにレジスタンスに入り、逆に半ば英雄として祭りあげられ、今は特赦で釈放されている。
そんな折、昔の自分と同じ手口で、宝石の盗難事件が続発する。 もちろん真っ先に疑われ、警察が自宅に来る。
手口からして自分以外ないとして思い込んでいる警察に捕まることはまずいと重い、隙を見て逃れ昔の仲間のところに行ってみる。 昔の仲間ベルタニ(チャールズ・ヴァネル)たちも今は足を洗っていて、料理店をやっているが彼らもジョンの仕業と疑っている。
支配人の娘ダニエル(ブリジット・オーベール)のボートで追ってきた警察から逃げ切ったジョンはニースへ逃れる。 そこでジョンは偽者の 「猫」 を捕まえようと保険会社の社員から高価な宝石を持っている顧客リストを手に入れる。
その中から知り合ったのがフランセス・スティーヴンス(グレース・ケリー)だった。 彼女の母親はアメリカの田舎の農場を夫とやっていたのだが、なんとそこから石油が出て、大金持ちとなり宝石を買い捲っているのだった。 世界中を転々としている親娘なのだが、偽名を使い、材木商と称して近づいていくジョン。
初めはつんけんしているフランセスだが、なぜかだんだんジョンに近づいてくる。 偽者の 「猫」 とはいったい誰なのか? ジョンは疑いを晴らすことができるのか?・・・
 
今から50年以上の作品とは思えないほど、ヒッチコックの作品は輝いています。 
主だった作品は見ていますが、これは初見でした。 お正月なので何かクラシックなものをと思い見ましたが、さすがですねと思いました。
ヒッチコック映画のゴールデンコンビのケイリー・グラントグレース・ケリーは見ていて安定感がありますね。 明日はもう1作書きます。
 
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昔泥棒だったジョン
 
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ニースに逃げたジョンに
 
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フランセスを知る
 
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二人はだんだん近づくが
 
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そして
 
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