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ポリス・ストーリー/レジェンド

2013年作品、ディン・シェン監督、ジャッキー・チェン主演。

タクシーの中で眠ってしまったベテラン刑事ジョン(ジャッキー・チェン)は、一人娘のミャオ(ジン・ティエン)に呼ばれて、約束の場所として指定された繁華街にある怪しげな雰囲気のナイトクラブにやってくる。
ここは招待状が無くては入れないところらしいが、ジョンというと中に通してくれた。
ミャオに会う前にちょっと身なりの良い男・ウー・ジアン (リウ・イエ)が近づいてきた。 ここのオーナーということらしい。 ここは元工場で、パイプはそのまま残している。 ピラニアを買っているが、それは違法だとジョンは言う。
中に通されると、半年ぶりの娘は、けばけばしいメイクで、ショートで紫の髪をしていた。 病院に勤めているはずだが、全く違った風貌の娘に戸惑うジョンだった。
ジョンは頬に傷があった。 実は昼間に屋上から飛び降りようとした男を何とか救った時にうっかりついた傷だった。
しかしミャオは、すぐにさっきのウーと付き合っていると言い始める。ジョンはあの男はダメだと不機嫌になるが、ミャオはいつも家に無かった父のせいで母は死んだと、毒づかれてしまった。
客同士のいざこざが起きた。 それを止めようとしたジョンだったが、一瞬早くウーがそれを速やかに止めてしまった。 腕もたつ男だった。 その騒動が終わった後、ジョンはいきなり殴られて意識が遠のいた。
気がつくと、ジョンは椅子に固定され、ホールの客は檻に閉じ込められてしまっていた。 クラブの出入口は封鎖され、ジョン親子を含む十数人の客が閉じ込められていた。 事態は警察も手が出せない大量人質籠城事件へと発展した。
そしてその首班はウーだった。 そして ウーはこの件である目的があったのだった。その要求はある男の釈放だった…

このシリーズは第6弾なんですね。 しかしこれは全く独立の作品ではないでしょうか?
ベテラン刑事のジョンという設定ですが、昔の作品ではチェン・カークイという無鉄砲な刑事でしたね。
まあ老いた刑事ということでは、別設定でもあの若い刑事がこうなってもおかしくはないかもしれませんね。
年相応のこの作品は、アクションはほとんど抑え目で、強さというよりも必死さの格闘シーンが織り込まれていますね。
物語は昔、起こったある事件の真相に迫る話になっています。 首班のウーに昔ある事件に対して、どうしても突きとめたい真実があったんですね。 そして、その重要な関わり合いにあった人物にジョン刑事がいたんですね。ウー役のリウ・イエはジャッキーに比べるとずっと若いのですが、始めにミャオに歳の差をジャッキーが言っているということは実際より、上の年齢設定なんでしょう。
推理サスペンス要素が聞いていて、関係者たちの証言で真実が明かされるところがジャッキー映画らしくなくて、結構面白かったです。 こういうジャッキーならまだまだ主役を張れますね。
エンドロールでお約束のNG集は、毎度楽しませてくれますね。

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犯人をとことん追う刑事・ジョン

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ミャオに呼ばれたジョンは、拘束されてしまった

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この男と戦うはめに

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何とか撃退するが

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しかしウーはミャオを人質に

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