2025年作品、樋口真嗣監督、草彅剛 細田佳央太 のん 要潤 尾野真千子 豊嶋花 黒田大輔 松尾諭 大後寿々花 尾上松也 六平直政 ピエール瀧 坂東彌十郎 斎藤工 大原優乃 大場泰正 岩谷健司 田村健太郎 今野浩喜 西野恵未 前田愛 中島瑠菜 屋敷紘子 村本明久 森優作 木原勝利 青柳尊哉 さかたりさ 佐藤貢三 北岡龍貴 谷口翔太 國本鍾建 月川修 山澤亮太 岡部ひろき 金子鈴幸 増田怜雄 中山ひなの 佐月絵美 森達也 田中要次出演。
はやぶさ60号は今日も、新青森から東京へ向けて定刻どおり出発した。 高市(草彅剛)はいつもと変わらぬ想いで車掌としてお客さまを迎える。 そんな中、一本の緊迫した電話が入る。 その内容は、はやぶさ60号に爆弾を仕掛けたというもの。 新幹線の時速が100kmを下回れば、即座に爆発する......。
高市は、極限の状況の中、乗客を守り、爆破を回避すべく奔走することになる。 犯人が爆弾の解除料として要求して来たのは、1,000億円! 爆発だけでなく、さまざまな窮地と混乱に直面することになる乗務員と乗客たち。 鉄道人たち、政府と警察、さらに国民も巻き込み、ギリギリの攻防戦が繰り広げられていく。
極限の状況下でぶつかり合う思惑と正義、職業人としての矜持と人間としての本能。はやぶさ60号は、そして日本は、この危機を乗り越えることができるのか.
監督は樋口真嗣、「シン・ウルトラマン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/05/16/060000 他、多くの特撮作品を手掛けていますし、特技監督としての参加作品も多いですね。
草彅剛は、「アット・ザ・ベンチ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/02/08/060000 に出演、いっぱい出演作があります。
細田佳央太は、「線は、僕を描く」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/24/060000 に出演です。
のんは、「私にふさわしいホテル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/01/05/060000 に出演でした。
Netflixで制作された今作は、あの1975年版 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13657888 の続編的な作品でした。 何回か見ていましたが、実はあの作品は鉄道会社の協力は得られず撮影されたということでした。 当時は国鉄で、まあ国営企業が映画制作のために協力するのは無理だったんでしょうね。 よく撮影しましたね。
しかし今回はJR東日本が全面協力しています。 そして今回はいかに鉄道会社が乗客のために毎日必死であることもわかります。 多少甘いかもしれませんが、鉄道での人災は確かに極力少ないのが日本ですね。 もちろん0ではありませんが。
そして何より旧作のリスペクトがしっかりされていること。 ちゃんとあの時の半世紀前の事件という語られ方をしていますし、当時の当事者の次の世代との因縁も語られています。
私は秀作だと思いますし、鉄道に対する信頼感が増しました。