anttiorbの映画、映像の世界

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2040 地球再生のビジョン

2019年作品、デイモン・ガモー監督。

4歳の娘を持つオーストラリアの映画監督デイモン・ガモーは、娘たちの世代には希望を持てる未来に生きてほしいと願い、もし悪化する地球環境を再生できるようなアイデアや解決策が今後急速に世界中に広がれば、娘が大人になる2040年にはどんな未来が訪れるだろう?と、解決策の実行者や専門家に会うため世界11ヶ国を巡る旅に出る。

持続可能な社会を目指す理想的な経済モデル「ドーナツ経済学」や、バングラデシュでは自家用の太陽光発電システムをつなぎ電気を取り引きし、シェアするマイクログリットの実践と恩恵を目にし、オーストラリアではリジェネラティブ(再生型)農業や海藻で海洋環境を改善させる海洋パーマカルチャーを学ぶ。言語学者ローカリゼーション運動のパイオニアであるヘレナ・ノーバーグ=ホッジの「現実に目を向ければ、いたるところに驚異的な希望の光が見えるはず」という言葉に勇気づけられ、道中には約100人の子どもたちに理想の未来についてインタビュー。

CGやポップな映像を交え、どのように地球を再生させることができるか、ワクワクするような未来予想図を描く。

監督はデイモン・ガモー、初めて作品を見る監督でした。
地球環境の悪化を嘆くドキュメンタリーは多いですね。 しかし今作は、そんな地球環境の悪化をどうしたら止められるのかが視点になっている作品です。
制作年度が2019年なんで、21年後の世界を、もしかしたらこうなっているかも? そうなって欲しいという映像も描いてくれています。


監督の娘さんが本当に可愛く、奥様も美しい。 しかし自分の子供や孫たちが、安心して暮らしていける地球環境は作っていかなければいけないと、また強く思う作品でした。