2007年作品、白石晃士監督、佐藤江梨子 加藤晴彦 水野美紀 川合千春 桑名里瑛 松澤一之 坂上香織 滝沢涼子 柳憂怜 紗綾出演。
ある日の地震を境に、町では子供達の失踪事件が相次ぐ。 失踪した子供と一緒にいた子供達が「大きなマスクを着けてハサミを持っていた女が子供を連れて行った」と証言したことから、町には「口裂け女」の噂が流れるようになる。 それにより子供たちは怯え、大人達はそんな子供達を咎める始末。
そんな中、町の小学校教師の山下(佐藤江梨子)は家庭に問題がある生徒・美佳(桑名里瑛)を家まで送り届けるが、その際、口裂け女に美佳を連れ去られてしまう。 山下は美佳を助ける為に同僚の松崎(加藤晴彦)と口裂け女について調査を開始するが、その一方でまた子供の失踪事件が起こる。
監督は白石晃士、「サユリ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/09/01/060000 は秀作でした。
佐藤江梨子は、「きさらぎ駅」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/06/05/060000 に出演でした。
加藤晴彦は、「龍が如く 劇場版」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13462367 に出演です。
そして水野美紀、「宇宙でいちばんあかるい屋根」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/24/060000 に出演でした。
白石監督の今作は観てはいましたが記事にはしていませんでしたし、見たのがだいぶ昔だったので、結構新鮮に感じました。
伏線的に地震が起きますが、これをきっかけにして、街では変な噂が蔓延り、それが口裂け女の話でした。
各家庭にはいろんな事情があります。 特に母親は、自分の子に対してついついきつく当たってしまう。 でも愛情がないのか? というのもまた違うんでしょうね。 通常であれば我慢ができるんでしょうけど、いろんな事情が重なりついつい攻撃的になってしまう。
“口裂け女“はそういう隙間に入っていく、恐ろしい現象かもしれません。