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京城クリーチャー ①

2023年作品、チョン・ドンユン監督、パク・ソジュン ハン・ソヒ スヒョン キム・ヘスク チョ・ハンチョル パク・ジファン ヒョン・ボンシク ウィ・ハジュン出演。

第1話 善と悪の境界 納人(ナジン)

1945年
日本の統治下にある朝鮮の京城
日本軍は“全軍退却命令”により、48時間以内に、とある研究施設を放棄し、持ち出せないものはすべて焼却、痕跡を消すよう司令が下る。
山のようにたくさんの遺体が処分され、施設内はあちこちに爆弾が仕掛けられる。
軍人たちが慌ただしく撤収作業をする中、加藤中佐は、残された12個の血清、8個のナジンを確保し、施設を後にする。
1945年3月末 京城
ユン・ジュンウォン(チョ・ハンチョル)とユン・チェオク(キム・ヘス)の親子は、列車で満州から京城にやって来た。
新聞売りの子供から新聞を買うと“女性たちが連続失踪”の事件が載っていた。
そして新聞売りの子供は「実はこっちが本当のニュース…」と言って、もう一枚の新聞を渡す。
そこには“日本の危機!”と書かれ、日本の敗戦が濃厚で、朝鮮としては、日本の滅亡に希望を抱くと同時に、静かなる動揺が走っているという記事内容だった。

監督はチョン・ドンユン、映画はないようです。
チャン・テセン役はパク・ソジュン、「コンクリートユートピア」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/01/12/060000 に出演でした。
ハン・ソヒは、日本公開の映画作品の出演はないようです。
チョ・ハンチョルは、「THE MOON」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/07/22/060000 に出演でした。

さて今回はこの作品。マイリストに入っていて、やっと見ることに。
第二次大戦下の日本は韓国を併合していました。 おそらくこのベースにはあの有名な七三一部隊があると思われ、人体実験をしていたと数十年前に森村誠一がすっぱ抜いたお話でしょう。
悪魔の飽食“という題で書籍化、ベストセラーとなって当時は私も続編まで読みました。


今作は題名の通り、人体実験で研究しているのは細菌兵器ではなく、意のままに動く怪物を作るという計画なことがわかります。
舞台はキョンソン=京城で、今のソウル特別市ということで、繁栄していた都市だったようですね。
ただ色々やっていたのは、満州だと聞いていたので、そのためにユン親子が来たという設定なんでしょう。
さて第1話は親子と、チャンの出会いでした。