1994年作品、ジョン・カーペンター監督、サム・ニール ジュリー・カーメン ユルゲン・プロフノウ ジョン・グローヴァー チャールトン・ヘストン デヴィッド・ワーナー バーニー・ケイシー出演。
フリーの保健調査員トレント(サム・ニール)は居合わせていた喫茶店で突然斧を持った男に襲われる。 男は「サター・ケインの本は読んだか?」と尋ね、警官に射殺される。 その夜、彼はテレビでケインの熱狂的な愛読者たちが、新刊『マウス・オブ・マッドネス』の発売が待ちきれずに、各地で暴動を起こしたというニュースを見る。
翌日、トレントはアルケイン出版社のハーグロウ(チャールトン・ヘストン)から、失踪したケインを捜し出して『マウス~』の原稿を受け取るよう依頼され、何とトレントを襲った狂人がケインと最後に会った彼のエージェントだと知らされる。 彼は参考のためにケインの著書を読む。 奇怪な夢から覚めた彼は、何かの力に誘われるように本のカバーを切り取り、それをパズルのように組み合わせると、ニューイングランドの古い町を示す地図になることを発見した。 トレントはケイン担当の女性編集者リンダ・スタイルズ(ジュリー・カーメン)と共に、目的の場所を探しに出掛ける。
夜中、車を運転していた彼女は、トレントが居眠りしている間に不思議な幻覚に襲われ、それが消えた時、ケインの小説に出てくる架空の町ボブス・エンドにいた。 小説に書いてあるとおり、町には女主人のいるピックマン・ホテルがあり、ホテルの窓からは大きな教会が見える。 教会に出掛けると、ライフルを持った町の男たちがケイン(ユルゲン・プロホノフ)に子供たちを返せ、と叫んでいる光景を目撃した。 扉が開き、ドーベルマンが男たちを襲う。 トレントは、全てが出版社側の宣伝ではないかと疑うが、スタイルズは現実だと言う。 その夜、一人で教会に出向いた彼女はケインの魔性の虜となる。
監督はジョン・カーペンター、「透明人間 (1992年)」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/08/16/180000 を記事にしています。
サム・ニールは、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/07/31/060000 に出演でした。
ジュリー・カーメンは、「グロリア(1980年版)」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15232998 に出演でした。
今作もカーペンター監督作品です。 謎の著者、そして彼の作品通り現実が進んでいくというお話ですが、操り人形なのか、それとも現実の存在なのか?
カーパンター監督作品には、サム・ニールが当時は似合っていたんでしょうか?私は、「ジュラシック・パーク」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13335637 のグラント博士のイメージが強いんですが。
狂気の世界、なかなかの作品でした。