物々しい警備の中、頑丈な檻が運ばれた。 その中にいる物に皆怯えている。
監視員のロバート・マルドゥーン(ボブ・ペック)指揮の元、扉を開けるが、開けた男があっという間に捕まってしまう。 物凄い力で引き込まれる男、ロバートが必死に助けようと、中の生物を射殺しようとするが、男は引き込まれてしまった。
その中で大きい琥珀を見つけ、案内役の男はそれを大事そうに眺めている。 そしてある施設の査察に、アラン・グラント博士(サム・ニール)と、イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)を連れて行くと話していた。
アリゾナの砂漠地帯で恐竜の化石の発掘調査を続ける生物学者のアラン・グラント博士と古代植物学者のエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)は、突然のある老人の訪問を受けた。 高いシャンパンを勝手に開ける老人、しかしその男こそ、二人に資金援助をしているジョン・ハモンド だった。
彼は更に、3年間の資金援助を条件にコスタリカ沖の孤島へ視察に来るよう二人に要請する。
島に何かあるのかを聞かされていなかった彼らの前に現れたのは、太古の昔に絶滅した恐竜そのものだった。 生きている恐竜がここにいる。 感激と驚きが止まない科学者たち、そして彼らは、自慢げに誇るハモンドに連れられ、どうして恐竜がいるのかを、施設の中で説明を受けるのだった。
そしてこの施設の名前はハモンド氏は、“ジュラシック・パーク”と名付けるのだった…
週末に、最新作を見に行く予定なので、それなら続編を楽しむために、1作目からおさらいをすることにしました。
なんといっても名作であり、当時見ている人も驚いた恐竜映画ですが、太古の昔が舞台ではなく、恐竜を蘇らせ、そしてテーマパークを作ってしまうという画期的な作品でしたね。
そのメカニズムは、琥珀に閉じ込められた、血を吸った蚊でした。 その中から、恐竜の血液を取り出し、足りないDNAは、カエルのDNAで補い、改良を重ね恐竜を作り出したという、バイオテクノロジー技術なども駆使した画期的なアイディアでしたね。
原作はマイケル・クライトン、それを巨匠スピルバーグが映像化をしたという、ヒットしない筈はない映画ですね。
なんとい っても、科学者たちが、初めて恐竜を見たときのシーンが、こちらも大感動でしたね。
しかしそこから一転、パニック作品になっていくところが、ある意味ジェットコースタームービーでもあるんですね。
家族で何度も見た作品ですが、家族一致の一番のキャラはウェイン・ナイト演じるデニス・ネドリーですね。 でっぷり肥ったど近眼の、システムエンジニア、彼の野心からパニック映画に大転換するので、彼失くしてはこの作品はつまらないんですね。
そしてみじめな最期、「パスワードが無いと開けられないよ」 システムをフリーズさせるプログラムを組んで、人をおちょくるシーンは何度見ても面白い。
まずは大ヒット作の1作目です。