2007年作品、イム・ピルソン監督、チョン・ジョンミョン ウン・ウォンジェ シム・ウンギョン チン・ジヒ パク・ヒスン出演。
ウンス(チョン・ジョンミョン)は,幼い時に生き別れたお母さんに会いに行く途中,事故で気を失う。 深い夜,森で目を開いた彼の前に突然現れた少女(シム・ウンギョン)。 ウンスは,惹かれるように彼女についていき,三人の子供が住んでいる<楽しい子供たちの家>に向かう。
絵本から抜け出たような家は,おもちゃと菓子でぎっしり埋まった子供たちの天国だ。しかし,電話は不通で,森はいくらさ迷っても出口を探せない。 外側との往来がないのにいつも豊かな食卓,中二階から流れ出る奇異な泣き声,子供たちが教えたとおり行ってみても,迷路のように元の場所に戻る森。
ウンスは,説明できない出来事の中に,子供たちの秘密があることを感知する。 子供たちを恐れたお母さん(チャン・ヨンナム)とお父さん(キム・ギョンイク)は,メモ一枚を残したまま消え,子供たちは,釈然としない弁解だけをならべる。
何日か後,あたかも子供たちの計画であるかのように,また他の道に迷った大人たち(パク・ヒスン、パク・リディア)が子供たちの家を訪ねてきて,ウンスの不安と疑問は,より一層深まる。
監督はイム・ピルソン、「人類滅亡計画書」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13706610 に参加していました。
チョン・ジョンミョンは、記事はありませんでした。
長男のマンボク役がウン・ウォンジェ、この後映画出演はないようです。
そしてシム・ウンギョン、今は日本の事務所で活動していて、「七人の秘書」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/09/060000 の劇場版に出演でした。
チン・ジヒは、監督の上記作品に出演、他の記事はありませんでした。
題名からすると、あの有名なグリム童話の岩だという感じですが、多少に通った部分こそありますし、ファンタジーで不思議な国に迷い込む、ある男のお話でした。
設定は、ここから出ることはできない、一緒に子供たちと暮らさないと生き残れないようですね。 これは「トワイライトゾーン・劇場版」 “こどもの世界“と似ていますね。
しかしこの三人の過去が描かれるところは、なんとも可哀想で、憤ります。 三人が来世で幸せになってくれることを祈るばかりでした。