anttiorbの映画、映像の世界

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べネシアフレニア

2021年作品、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督、イングリッド・ガルシア・ヨンソン シルビア・アロンソ ゴイセ・ブランコ ニコラス・イヨロ アルベルト・バング コジモ・ファスコ エンリコ・ロー・ヴェルソ カテリーナ・ムリーノ アルマンド・デ・ラッツァ ニコ・ロメロ出演。

結婚を間近に控えたスペイン人のイサ(イングリッド・ガルシア・ヨンソン)と友人たちは、独身最後に羽目を外そうと、カーニバルで賑わうイタリア・ヴェネツィアを訪れる。 しかし、到着した彼女たちを待ち受けていたのは「観光客は帰れ」というプラカードを掲げた大勢の人々。 近年ヴェネツィアでは、観光客の増加による環境悪化が社会問題になっていたのだ。 それでも気を取り直して観光を楽しもうとするイサたちが乗り込んだボートに、突然カーニバルの衣装を着た奇妙な道化師が同乗してくる。

彼女たちはその不気味な雰囲気さえも楽しもうとするのだが、道化師は観光客を次々と殺害する狂気の殺人鬼だった。 浮かれたイサの仲間たちは、殺人鬼の標的となり一人また一人と姿を消してゆく…

監督はアレックス・デ・ラ・イグレシア、「クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/26/180000 他数作記事がある監督です。
イサベル役がイングリッド・デ・ラ・ヨンソン、出演作の記事はありませんでしたが、見たくなる作品が結構ありました。
カテリーナ・ムリーノは、「ザ・スクワッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14693259 に出演でした。

スペインのサスペンスは面白いんです。 久しぶりに選択した次第で。
今作は、女性ですが、結婚前に仲間と一緒に訪れたヴェネツィア旅行で出会う、恐ろしい出来事のお話でした。 今、仮装を施したカーニバルの真っ最中、しかしニュースでは行方不明の旅行者が多くいることも報道されていて、お面がいっぱいのドアの前に立つと、そこから剣で串刺しにされ連れ込まれてしまいます。
ただの連続殺人鬼という側面と、旅行者を嫌う地域住民、そしてもう一つ絡んでくる情念渦巻くお話でした。