2024年作品、若松節朗監督、本木雅弘 小泉今日子 清水美砂 仲村トオル 菅野恵 石坂浩二 萩原聖人 村田雄浩 佐野史郎 田中健三船美佳津嘉山正種 中井貴一出演。
世界的な画家の田村修三(石坂浩二)の展覧会で作品の一つが贋作だと判明する事件が起こる。 連日報道されるなか、北海道の小樽で女性(清水美砂)の死体が発見され、この2つの事件の間に浮かび上がったのが、新進気鋭の天才画家と呼ばれ、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次(本木雅弘)だった。
かつての津山の恋人で、現在は田村の妻である安奈(小泉今日子)は小樽へ向かい、もう会うことはないと思っていた津山と再会する。
監督は若松節朗、「Fukushima 50」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/17/060000 を記事にしています。
本木雅弘は、「永い言い訳」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14497891 に出演でした。
小泉今日子は、「室井慎次 生き続ける者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/11/14/060000 に出演中です。
中井貴一は、「鬼平犯科帳 血闘」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/05/17/060000 に出演でした。
重い作品でしたね。 でも、主演の二人が元アイドルというのも、時が経つのも感じさせてくれますし、しっかりと重みも表現してくれました。
小泉今日子は、公開中の他作品のシリーズではサイコの凶悪犯を演じていましたが、今作では綺麗で可愛い表情を見せてくれています。 40歳になっても50歳を超えても、可愛い人は可愛いんですね。
描かれているのは画壇の世界、しかしここでも権力と、政治力が蔓延っているということで、天才を亡き者としてしまう画壇界の汚れた部分がなんとも厳しいですね。