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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

2012年作品、本広克行監督、織田裕二 深津絵里 ユースケ・サンタマリア 柳葉敏郎 伊藤淳史 内田有紀 小泉孝太郎 小栗旬 香取慎吾 甲本雅裕 北村総一朗 小野武彦 斉藤暁 遠山俊也 滝藤賢一 水野美紀 真矢ミキ 筧利夫 津嘉山正種 大和田伸也 大杉漣 小松彩夏出演。

2012年12月21日。長期間にわたる張り込み捜査から帰ってきた青島(織田裕二)とすみれ(深津絵里)は、いつもと違う湾岸署の様子に困惑する。 湾岸署では、管内で行われている国際環境エネルギーサミットの警備が本格的に始まり、署長となった真下(ユースケ・サンタマリア)が自ら統括官となり刑事課を中心に署内の業務体制の一本化がなされたのである。 刑事課の面々も交通課、鑑識課、機動隊などの他部署の業務をおこなっており、青島とすみれも真下の命令で各部署を転々とし始める。
そんな中、エネルギーサミットの会場で突如誘拐事件が発生。 本庁から小池(小泉孝太郎)率いる交渉課も駆けつけ捜査を開始しようとしていた矢先、被害者は射殺体で発見されてしまう。 鳥飼管理官(小栗旬)を本部長とし捜査会議が開かれるが、使用された拳銃が以前警察が押収した物であり、捜査一課の刑事による犯行であることが発覚したことからその隠蔽のため、全ての捜査情報を鳥飼に文書として報告し、所轄には極秘状態という異例の捜査体制となる。
その頃、下の階の刑事課でもある「隠蔽」がおこなわれていた。 捜査本部で使うお茶と水を用意するはずが、青島の部下の王刑事(滝藤賢一)の発注ミスで大量の缶ビールを仕入れてしまったのだ。 公費で大量の酒類を購入したことによる上層部からの処分を恐れた青島、そして真下ら湾岸署の面々は、事態回避のため署内総出でビールの隠蔽工作を行うこととなった。

今作での出演は香取慎吾、「犬も食わねどチャーリーは笑う」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/09/26/060000 に出演でした。
警察行政人事院・情報技術執行官の横山邦一役で大杉漣、「BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/17/180000 に出演でした。

前作のつながりが非常に大きい作品でした。 それは犯人と、真下が湾岸署に所長として戻ってきてしまったことでした。 だから湾岸署が巻き込まれたということかもしれません。
しかし腐り切った官僚体質、警察機構の中でいかに出世していくかしか眼中にない幹部たちキャリア組、しかし今作でとうとう鉄槌が下されます。 ここで全てが変わっていく、そう思いたかったですがね。
そして今作のラストのある重要なシーン、透けている体、これは涙が出るシーンでした。 生きていてほしい・・・