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ハヌ・マン

2023年作品、プラサント・ヴァルマ監督、テジャ・サジャ ヴィナイ・ライ アムリサ・アイイヤー ヴァララクシュミ・サラトクマール ラヴィ・テジャ ベネラ・キショア出演。

ハヌマントゥ(テージャ・サッジャー)は、姉(ヴァララクシュミ・サラトクマール)と共にインドの山奥の小さな村で暮らしている。 気の強い姉の後ろに隠れてばかりのハヌマントゥは、村の男たちに小馬鹿にされていた。

そんなハヌマントゥは、ある日、幼なじみのミーナークシ(ヴァララクシュミ・サラトクマー)を助けようと海に転落。 そこで不思議な力を持つ宝石を手に入れる。 その石は、ある条件下で彼を無敵のスーパーヒーローに変えるものであることが発覚するが、石をねらう邪悪な組織が彼の前に現れる。

監督はプラシャーント・ヴァルマ、初監督作品でしょうか?
出演者もほぼみんな初めてでした。
ハヌマーン“というのは、インド神話における神猿。 風神ヴァーユが天女アンジャナーとの間にもうけた子とされるということですが、私の世代では、タイの映画で「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」 に出てくる白猿ハヌマーンのイメージが強いですね。 だからタイの神様だと思っていましたが、そうではないんです。


作品は現代劇で始まります。 ヒーローに憧れた少年が、スーパーヒーローになろうとする夢を両親に反対され、何と両親を殺してしまいます。 そして彼は、自分の夢を叶えて夜な夜な正義のヒーロー的な行動を始めますが、それに飽き足らない感じで超人的な力を求めます。
一方、田舎の手癖の悪い本作の主人公ハヌマントゥ、も名前からして流れがわかりますが、彼は手癖が悪く盗人、スリで、猿からも盗めるほどの腕で、パチンコが百発百中です。 それを利用して憧れの幼馴染みを人知れず助けていましたが、そんなことは彼女は知りませんでした。 しかし、決定的な局面で彼が必死で守った挙句殺される寸前に、超人的な力と出会うんですね。


どうやらインド神話をじっくり描く映画になりそうですね。 一応来年続編ができる予定のようですが。