anttiorbの映画、映像の世界

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アイアム・ア・コメディアン

2024年作品、日向史有監督、村本大輔 中川パラダイス出演。

嫌われ芸人、炎上芸人……。 政治的な発言をきっかけにネットで炎上し、ついにはテレビから消えたお笑いコンビ“ウーマンラッシュアワー村本大輔。 テレビに居場所を失った彼は、劇場とライブに活路を見出し、自分の笑い”スタンダップコメディ”を追求する。

ニューヨークでコメディ修行に打ち込む村本大輔は、アイデアを思い付くと道端に座り込んでメモを取り、レストランでは店員相手に英語でネタを試し、毎晩コメディクラブでネタを磨く。 そして日本に戻ると全国をまわり年間約600ステージをこなす。 本場アメリカへの武者修行、韓国での出会い、パンデミックの苦悩、そして知られざる家族との関係……。 世間から忘れ去られ、それでも人生をコメディに捧げ続ける芸人の3年間を追った真実の記録。

監督は日向史有、「東京クルド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/09/09/060000 という前作も面白かったですね。
ウーマンラッシュアワーを知ったのはもちろんTHE MANZAIで勝ったからですが、その後、AKB48冠番組の司会をやった時には売り出し中の若手漫才師のスタンスだったと思います。 村本の結構エグいツッコミが見れるかな?と思いきや、どちらかというと中川パラダイスのヤバいキャラの方が目立っていました。
しかし、そこから村本の説法がどんどん先鋭的になっていくととともに、テレビからどんどん遠ざかっていき、通常では見ることのできないコンビ、芸人になっていってしまいましたね。


今作はコロナ前からその村本大輔を追ったドキュメンタリーでした。
タブーになっていることに芸人として、コメディアンとして向かっていく姿勢は、なかなか興味深かったし、しっかりとしたことを言っている、そしてアメリカ挑戦と目が離せない存在なんでしょう。 でも目にする機会は、こっちから求めないと見れなそうです。