anttiorbの映画、映像の世界

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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門

2017年作品、小池健監督、声の出演:栗田貫一小林清志浪川大輔沢城みゆき山寺宏一

長閑なある田舎の草原に囲まれた大きなお屋敷の前で、大男が庭の手入れをしている。 そこに少女が帰ってきて大男に抱きつく。 大男の名はホーク(土師孝也)、彼のところに何か手紙が届き、そして彼は出かけていくのだった。
日本・伊豆沖を進む賭博船で、若き用心棒・石川五ェ門(声:浪川大輔)が新たに鉄竜会の稲庭組長(菅生隆之)に用心棒に雇われる。 しかし今まで組長を守ってきた幹部連、西郷兄弟(江川央生天田益男)は面白くない。
いかさまをした抵抗組織のやくざを、あっという間に葬る西郷たちは腕もたつのだが、ギリギリで相手の放った銃弾が組長に当たりそうになった時、五エ門が間一髪組長を斬鉄剣で救うのだった。 稲庭組長の信頼は絶大だったが、そこで船が大揺れを起こす。
機関部に大爆発が起こり船は大破、組長も命を落とす。 爆発の原因となったのは斧を武器に使う大男ホークだった。 五ェ門は彼を一旦は追い詰めるも、逃げられてしまう。
一方、ルパン三世栗田貫一)と次元大介小林清志)、峰不二子沢城みゆき)は賭博船から金を奪い、洋上のボートからその様子を目撃する。 “バミューダの亡霊” と呼ばれるその大男はホークというコードネームで、かつて戦場で 2000 人を殺戮した兵士だった。
その男がなぜ日本にいるのか、公安の銭形警部(山寺宏一)がホークの足取りを追っていた・・・

これ前作の 「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」 を見逃しているんで、そっちも見なければ!
監督は小池健、前作に引き続いての監督という事で、スタッフは基本前作のスタッフそのままらしいですね。 最近のテレビ特版のルパンや、深夜アニメは見逃している私ですが、作りはあまり悪くなかったので、劇場公開を機に、見直して見ようかと思っています。
2部構成になっていて、というかテレビシリーズ用の前後編を合わせた感じの構成になっています。
最近ルパン三世絡みの企画が多いと思ったら、50周年なんですね。 原作漫画が始まったのが1967年、モンキー・パンチ氏も79歳、原作も私は読んでいたんで、テレビアニメとは違うシュールな感じの作画、物語も好きでしたね。
そして確か当初は“モンキー・パ ンチ”というのは加藤兄弟の二人のペンネームでしたよね?いつの間にか兄の一彦氏一人を呼称することになっています。
本来の原作に近いルパン三世の匂いを忠実に再現しているこの作品、みんな若いし、結構ハードな表現も多い仕上がりになっています。 五エ門が主役の今作は、テレビの初期シリーズでの設定、殺し屋百地三太夫の弟子という懐かしい設定にも触れていて、まだルパンと多少敵対している時間軸なんですね。
第1シリーズファンにもうけるお話、オールドルパン三世、原作のファンにもうけそうですが、原作を読んでいるファンはどこまでいるのか? なんて思ったりもしましたが(^^)
これを見ると先日見直した 「ルパン三世 カリオストロの城 MX4D版」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14706499.html は異質ですよね(^^)
でもどちらもルパン三世、様々楽しませてくれますね。

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稲庭一家の用心棒になった五ェ門

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そこに現れた大男・ホーク

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ルパンのそこにいた

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次元もホークを目撃

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峰不二子と3人で現金は手に入れたが

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銭形はホークを調べていた

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