2023年作品、ユ・ジェソン監督、チョン・ユミ イ・ソンギュン キム・グムスン キム・グッキ イ・ギョンジン ユン・ギョンホ出演。
出産を控え、幸せな結婚生活を送るヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)。ある夜、隣で眠る夫ヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」と呟いた。 その呟きに呼応するように家を覆い尽くす不穏な気配...。 翌朝、下の階に越してきた住人・パク・ミンジョン(キム・グッキ)から「明け方の騒音が1週間も続いて、我慢できない」と相談をされるも全く身に覚えがなかった。 少しの違和感を抱きながらも、夜を迎えたその日から眠りにつく度にヒョンスは人が変わってしまったかのように奇行を繰り返す。 頬を掻きむしる。生魚を丸呑みする。 窓から身を乗り出す。 その異常行動は日を追う毎にエスカレートしていく。
得体の知れない“それ”に恐怖を感じ、怯えながら夜を過ごす夫婦は睡眠クリニックの医師(ユン・ギョンホ)受診を決意するが、スジンの母・ス・ジンホ(イ・ギョンジン)から超自然的な力に頼るべきだと、巫女から手に入れた御札を渡される。 果たして “それ”は医学で克服できるものなのか、それとも。
監督はユ・ジェソン、初長編作品のようです。
イ・ソンギョンは、「パラサイト 半地下の家族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/23/060000 に出演でしたが、疑惑の渦中自殺をしてしまいました。勿体無い名優だったんですが。
チョン・ユミは、「82年生まれ、キム・ジヨン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/25/060000 に出演でした。
夢遊病という病気がありますが、寝ている間に無意識におかしな行動をとる、そんな病気ですね。 実は私も小学生の時に、こういう症状があったことを母に聞きましたし、当時4階に住んでいましたが、ちょっと危ない行動もとったこともあったようです。 おそらくその時は転校直後で、ストレスがあったせいだと思います。
しかし今作は、もう少し重症ですね。 医師に相談しても、たまたまこの病気の症状がぴったり当てはまってしまったので、病気だと夫婦は思ってしまいますが、スジンの母だけは、何か怪しい力が働いていると進言します。
今作はあまりCG、特殊効果を使わないで最後まで撮っていて、それで通したところに意義がありますね。 安易にCG処理をするのを避けている監督の手腕がいいですね。









