2019年作品、キム・ドヨン監督、チョン・ユミ コン・ユ キム・ミギョン コン・ミンジョン出演。
ジヨン(チョン・ユミ)は結婚を機に退職。 育児と家事に追われ、常に誰かの母であり妻であり、閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。 疲れているだけだと夫のデヒョン(コン・ユ)にも自分にも言い聞かせていたが、ある日からまるで他人が乗り移ったような言動をするように。
ジヨン(チョン・ユミ)は結婚を機に退職。 育児と家事に追われ、常に誰かの母であり妻であり、閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。 疲れているだけだと夫のデヒョン(コン・ユ)にも自分にも言い聞かせていたが、ある日からまるで他人が乗り移ったような言動をするように。
ジヨンにはその間の記憶はなく、傷つけるのが怖くて真実を告げられないデヒョンは精神科医に相談に行くものの、本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。
何故彼女の心は壊れてしまったのか。
少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して、見えてくるものとは……。
今作は見たかった作品ですね。
監督はキム・ドヨン、長編初作品のようです。
主演はチョン・ユミ、「サイコキネシス -念力-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/05/25/060000 に出演していました。
そしてコン・ユ、「密偵」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15240589 が近作です。
物語は幼い娘との3人暮らしの家族のお話です。 家族思いの夫・デヒョンですが、それでも妻の育児に対するストレスはたまってきていますし、そして最近気になる変な症状が出てきています。 それを知っているのは夫だけでした。 しかし夫の実家に行ったときにとうとうその症状が出てしまいます。
いきなり祖母の振りをし始めるジヨン、デヒョンはすぐさま連れて帰りますが、何か切れるような状況の時にそういう症状が出てしまい、それは今はいない人間が憑依したような感じでした。
今作は育児ノイローゼ、育児ストレスが若い母親にたまって行くと、どういう風に爆発して行くのか、もちろんそれぞれ十人十色かと思いますが、今作の主人公も、何か抜け出ようと必死なんですよね。 夫も肝心なところで何かすれ違ってしまうところがもどかしいんですが、日本も韓国も状況は似ていますね。
3人家族で
育児をしているジヨン
しかし夫の実家では、休む間もなく
そしてとうとう
すぐに連れ帰るデヒョン
ストレスは感じている彼女だが