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ルチオ・フルチのクロック

1989年作品、ルチオ・フルチ監督、キース・ヴァン・ホーベン カリーナ・ハフ パオロ・パオローニ ピーター・ハインツ ベティーネ・ミルネ出演。

イタリアの郊外にひっそりと佇む古めかしい屋敷。 ここにはヴィットリオ(パオロ・パオローニ)とサラ(ベティン・ミルン)の老夫婦、メイドのマリア(カーラ・カッソラ)、庭師のピーター(アル・クリバーが住んでいた。 ある時、邸内の見回りをしていたマリアは階段で血痕を発見。 あとを辿るとある部屋の前に続いていた。 錠を破壊して中へ侵入すると、礼拝堂に一組の男女(Paolo Bernardi、Francesca DeRose)の死体が横たわっていた。 マリアは驚いて部屋を飛び出した。
ヴィットリオは時計の愛好家で、屋敷中にコレクションがあり、まるで我が子のように大切にしていた。 朝食の席で、ヴィットリオとサラは、ひどく動揺しているマリアの様子を怪しむ。
礼拝堂の死体はヴィットリオの甥夫婦で、財産を奪われるのを恐れたヴィットリオとサラに殺されてしまったのだった。 マリアに秘密を知られたため、サラは彼女を温室に呼び出し、木の杭で腹を刺して殺害。その後、庭師のピエロが掘った穴にマリアは埋められてしまった。
同じ頃、トニー(キース・バン・ホーヴェン)とサンドラ(カリーナ・ハフ)、ポール(ピーター・ヒンツ)の若者三人は、老夫婦の屋敷へ向かって車を走らせていた。 トニーは以前屋敷で働いていたというメイドと知り合いで、老夫婦しか住んでいないと聞いて強盗に入る計画を立てていた。

監督はルチオ・フルチ、「サンゲリア」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/4941217 が代表作ですね。
パオロ・パオローニは、「食人族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/05/21/060000 に出演でした。
他の出演者は記事がありませんでした。

なかなか面白い設定のホラー作品でした。 時計をこよなく愛するっていうのは、時間を操作できるのか? この3人の若者が報いを受けるのは、至極当然ですが、この老夫婦もなかなかの悪ですね。
時間を巻き戻すのは、自分たちもそうですが、他の人間も蘇ってしまうこと、どこかで止められたらよかったのに。