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ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人

2023年作品、マイウェン監督・主演、ジョニー・デップ バンジャマン・ラヴェルネ ピエール・リシャール メルヴィル・プポー パスカル・グレゴリー インディア・ヘア ノエミ・ルヴォウスキー出演。

貧しいお針子の私生児として生まれたジャンヌ(マイウェン)は、類稀なる美貌と知性によって貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。 ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れた彼女は、時の国王ルイ15世ジョニー・デップ)と対面し、瞬く間に恋に落ちる。 国王の公式の愛人、公妾となったジャンヌだったが、王太子妃のマリー・アントワネット(Pauline Pollmann)が嫁いできたことで、彼女の立場は弱まってしまう。

監督と主人公ジャンヌ役はマイウェン、「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14831254 の監督でした。
ルイ15世役がジョニー・デップ、「MINAMATA―ミナマタ―」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/08/060000 に出演でした。
ラ・ボルド役がバンジャマン・ラヴェルネ、「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/22/060000 に出演でした。

自伝映画ですね。ジャンヌの生涯を追いかけた作品ですが、フランス革命前夜に、ルイ15世に寵愛された女性なんですね。 先日ナポレオンを見ましたがその前の時代ということですね。 ルイ15世は、フランス王朝の最後の権威があった時代の象徴だったようですね。そのためある意味全時代的な生活をしながら、権力は大きかったようです。 天然痘で亡くなったようですが、作品では最後の最後まで王に寄り添った、愛人としてはしっかりしていたようですね。
まあ愛人として王室に入ったことから、国王の娘たちの反発が強く、いじめのような状態が終始続いていましたが、国王がいるかギロはある意味微妙な均衡を保っていましたし、このラ・ボルドが本当に影に日向に世話を焼き、彼のおかげで最後まで長らえたようですね。
フランス革命で引っ張り出され処刑されたようですが、短い人生頂点まで上り詰めた女性だったと思います。