2023年作品、バネッサ・カスウィル監督、ベン・ハーディ ヘイリー・ル・リチャードソン ジャメーラ・ジャミル ロブ・ディレイニー デクスター・フレッチャー出演。
クリスマスが迫った12月20日、その日は最悪だった。 20歳のハドリー（ヘイリー・ルー・リチャードソン）は空港へ駆けつけたが、わずか4分遅れでロンドン行きの飛行機に乗り遅れたのだ。
仕方なく次の便を予約したが、父親の結婚式には時間ギリギリになってしまう。 おまけに携帯はバッテリー切れだった。 ハドリーはため息をついた。
そんなハドリーだが空港で時間を潰している間に、オリバー（ベン・ハーディ）という親切な青年に出会った。 彼はイギリス人で、ロンドンに帰省するところだという。 乗る飛行機はハドリーと一緒だった。
空港で夕食を共にし、打ち解け合った2人、お互いに惹かれるものを感じた。
しかし、飛行機ではビジネスクラスとエコノミークラスで分かれていた。 もう会うことはないだろう、2人はそう感じた。
ところがオリバーの席のシートベルトが壊れていた。オリバーは空いている他の席に案内された。 そこはハドリーの隣だった。
ロンドンまでの6時間、2人は色々なことを話し合った。 ハドリーもオリバーも、この時間がずっと続けばいいのにと思った。
しかし、飛行機はロンドンに到着、2人は連絡先を交換することもかなわず、離れ離れになったが。
監督はバネッサ・カスウィル、初めての監督です。
ベン・ハーディは、「6アンダーグラウンド 」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/13/180000 に出演でした。
ヘイリー・ル・リチャードソンは、「スプリット」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14917148 に出演でした。
いろんな偶然が重なったことで出会った2人。 しかしそれは束の間の出来事のはずでした。 ただ、それで終わりとはいかない、でもそれはそれぞれの決断が必要でしたね。 色々6時間では話せないこと、時間が足りなかったり、話すのがつい億劫になったり、あとは2人の気持ち次第でしたね。
