anttiorbの映画、映像の世界

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旅立ちの時

1988年作品、シドニー・ルメット監督、リヴァー・フェニックス クリスティーン・ラーチ マーサ・プリンプトン ジャド・ハーシュ アリス・ドラモンド出演。

ダニー(リヴァー・フェニックス)は、大好きな両親と仲の良い弟を持つ心優しい高校生。 しかし、彼には誰にも打ち明けることのできない秘密があった。 彼の両親は、1960年代の反戦運動でテロリストとしてFBIに指名手配された解放軍のカップルだったのだ。 名前を変え、髪の色を変え、半年ごとの夜逃げに近い「引っ越し」だらけの人生だったダニーにも、青春といえる時が来る。
ニュージャージー州へやって来るダニーとその家族。 ダニーは高校の音楽教師フィリップス(エドクロウリーにピアノの才能を認められ、音楽大学への進学を勧められる。さらに、フィリップスの娘であるローナ(マーサ・プリンプトン)と恋に落ちるダニー。
そんなある日、ダニーの両親を訪ねたかつての同志であるガス(L・M・キット・カーソン)が、ダニーの父親アーサー(ジャド・ハーシュ)を銀行強盗に誘った。 ガスを追い返したものの、身近で騒動が起きる危険を察知して「引っ越し」を決めるアーサー。音楽大学に進むために一人で町に残るか、愛する家族と共に「引っ越し」の貧しい人生を繰り返すか、ダニーにとって人生の選択となる。

監督はシドニー・ルメット、「その土曜日、7時58分」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/1994410 がやはり私の中では監督作の一版で、この作品で監督を知りました。
主演はリヴァー・フェニックス、「スタンド・バイ・ミー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/5409648 で衝撃の注目俳優となりましたね。
母親役はクリスティーン・ラーチ、「幸せへのまわり道」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/12/060000 に出演でした。

ルメット監督というと、サスペンス、ミステリーにイメージが強いですが、こういう作品もさすがですね。 題材の面白さもありますが、ラストをサラッと流すところがかえって泣けますね。
そして何といっても存在感がすごいのが主人公のダニー役のリヴァー・フェニックスですね。 オーバードーズで亡くなったということが俄かに信じられませんが、若くして大注目を浴びてしまったサガなんでしょうかね?