2015年作品、テリー・ジョーンズ監督、サイモン・ペッグ ケイト・ベッキンセイル サンジーヴ・バスカー ロブ・リグル ロバート・バサースト エディ・イザード ジョアンナ・ラムレイ ロビン・ウィリアムズ テリー・ギリアム ジョン・クリーズ出演。
遥か銀河の彼方で、人類の打ち上げた探査機と宇宙人が遭遇しようとしていた。 宇宙人たち(モンティ・パイソン)はすぐに地球を下等惑星とみなし、即時破壊を検討する。 しかし、宇宙の法に則り、地球人に一度だけチャンスを与えることに。 その方法は、無作為に選ばれた人物に全知全能のパワーを与え、その知性と判断力を観察するのだ。 そのパワーは、ロンドンで愛犬デニスと暮らす学校教師ニール(サイモン・ペッグ)に与えられる。
彼は、階下に住むキャサリン(ケイト・ベッキンセール)に叶わぬ想いを寄せるごく普通の人物だ。 朝、いつもと変わらぬ日常が始まり、ニールのクラスは荒れ放題。 ニールが同僚レイ(サンジーヴ・バスカー)に「宇宙人に俺のクラスを破壊してほしいよ」と冗談を言って右手を振ると、閃光が学校を貫き、ニールのクラスの生徒は全員死亡する。 自分の力に気付いたニールが慌てて「死人よ、生き返れ!」と言うと、あらゆる死人が生き返り、街はゾンビで溢れ返る。 それから自分をムキムキボディにしたり、女教師に同僚レイのことを崇拝させたりするニール。
監督はテリー・ジョーンズ、監督作品としては初めてでした。
主演はサイモン・ペッグ、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/07/27/060000 に出演でした。
ケイト・ベッキンセイルは、「フォービドゥン/呪縛館」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15915178 に出演でした。
ちょっとしたSF作品だったんですね。 宇宙に探査機を送る人類、古くはボイジャーがありましたが、「スタートレック」でそれを踏まえた作品にもなりましたね。
今回は、宇宙人たちの集団が、人間は危険だと判断し抹殺しようとしますが、最後のチャンスで、ニールになんでも叶えられる力を与えて様子を見るという方法に出ます。 宇宙人って神?という設定ですが、容赦なく今まで色んな生物を滅ぼしてきたってことは、全能の殺戮者ですよね?
ラストが爽快なんですね。 ニールよりも、こういうすごい力を持つことに長けているのは、やはり人間ではないってことですね。