2023年作品、マルタ・カルヴォフスカ監督、アリン・シェブチック ヤン・チェンチャラ ドブロミル・ディメツキ ヴィクトリア・クルシュチンスカ出演。
ふたりの高校生トスカ（アリン・シェブチック）とレオン（ヤン・チェンチャラ）が、本当の自分を見つけ、それを表現していくために、困難を乗り越えながら強いきずなを築いていく。
監督はマルタ・カルヴォフスカ、初めての監督です。
出演者も皆若く、初めてですね。
絶えず怒っている17歳の女の子・トスカ。 母はいなくて、父との二人暮らしですが、父に対しても度々癇癪をぶつけます。 そして彼女は、父が服用している精神安定剤のような薬を度々目を盗んで飲んでいて、そうでないと自傷行為をしてしまうようでした。 そんな彼女が、ようやく気がついたのが、自分は男の子として生きていたいということ。 そして何か惹かれる相手がレオンという男子でした。
どうやら2人はバンド仲間だったようですが。
今作は、ちょっとわかりづらい感じの青春ドラマですが、LGBTQがテーマで、彼女は男としての性を持っていて、レオンはゲイなんですね。 その2人が自分を理解しながら近づいていく、しかし学校、教師、親はなかなか理解してくれないという展開、今ならではの青春ドラマでした。
