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ハロウィンIII

1982年作品、トミー・リー・ウォーレス監督、トム・アトキンス ステイシー・ネルキン ダン・オハーリヒー マイケル・カリー ラルフ・ストレイト ナンシー・キーズ出演。

ハロウィンマスクを製造するシルバー・シャムロック社。 ラバー製で、リアルな仕上がりで子供たちに大人気、アメリカ全土で流行していた。
CMも流れていて、「ロンドン橋落ちた」のメロディーに合わせて耳に残るテーマソングが繰り返されていた。
そして子供たちにこう呼びかけるのです。 「ハロウィンの夜、マスクをかぶってテレビの前に集まろう!」と繰り返し言っていた。
ある夜、中年の男(Al Berry)がスーツを着た男に追われていた。 男はなんとか逃げ切り病院に運ばれるが、追ってきたスーツの男に殺されてしまう。
男が運ばれた病院に勤めるチャリス医師(トム・アトキンス)はその怪しいスーツの男を追うが、自ら火をつけて自殺してしまう。
翌日、亡くなった男はハリーといい娘のエリー(ステイシー・ネルキン)が病院にやって来る。 エリーから、お父さんはおもちゃ店を営んでいて、帳簿から、マスクの取引先であるシルバー・シャムロック社との商談を境に行方が分からなくなっていたと聞いたチャリス医師は、エリーとともにシルバー・シャムロック社へ向かうのだった。

監督はトミー・リー・ウォーレス、監督作は初めてでした。
チャリス役はトム・アトキンス、「ザ・フォッグ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13601908 に出演でした。
エリー役はステイシー・ネルキン、彼女は初めてですね。
コクラン役はダン・オハーリヒー、出演作の記事はありませんでした。

今作は一応ナンバリングの“ハロウィンシリーズ“の第3作目なんですが、全く独立したお話になっています。 ブギーマンも出ませんし、1、2作とのつながりもありません。 共通点はハロウィンということだけなんですね。
それはどうやら原作のジョン・カーペンターの意向ということのようですが、彼はこの作品を最後に制作から退いていますね。 そして2018年のリブート続編まで関与しなかったということなんですね。


ただ、これはなかなかの秀作ですね。 カーペンターはブギーマンに拘らずハロウィンの夜には恐ろしい惨劇が起こるという設定にしたかったようですが、それが見事に表されている、別の意味で怖いホラー作品でしたね。