2022年作品、フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン シャルロッテ・ファンデルメールシュ監督、ルカ・マリネッリ アレッサンドロ・ボルギ フィリッポ・ティーミ エレナ・リエッティ出演。
都会育ちで繊細な少年ピエトロ(ルポ・バルビエロ)は、山を愛する両親と休暇を過ごしていた山麓の小さな村で、同い年で牛飼いをする、野性味たっぷりのブルーノ(クリスティアーノ・サッセッラ)に出会う。 まるで対照的な二人だったが、大自然の中を駆け回り、濃密な時間を過ごし、たちまち親交を深めてゆく。 やがて思春期のピエトロ(アンドレア・パルマ)は父親(フィリッポ・ティーミ)に反抗し、家族や山からも距離を置いてしまう。 時は流れ、父の悲報を受け、村に戻ったピエトロ(ルカ・マリネッリ)は、ブルーノ(アレッサンドロ・ボルギ)と再会を果たした。
監督はフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンとシャルロッテ・ファンデルメールシュ、フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンは「ビューティフル・ボーイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15936084 を撮っていますね。シャルロッテ・ファンデルメールシュは、初監督のようです。
大人のピエトロ役はルカ・マリネッリ、「オールド・ガード」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/07/22/060000 に出演でした。
同じくブルーノはアレッサンドロ・ボルギ、「ザ・プレイス 運命の交差点」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15932522 に出演でした。
都会の生活に慣れない少年と、山での暮らししか知らない少年。 ピエトロが夏休みに山にやってきてブルーノと出会います。 これが2人の長い関係になっていくんですね。
ピエトロの父は裕福ですし、息子に対しても愛情を注いでいきます。 でもなかなかピエトロは、少し甘やかされて育ったせいか、すぐに泣き言を言う少年のようで、対照的に逞しく夢がある少年ブルーノにも父のジョヴァンニはエンジョしていくんですね。
父が急死して、ピエトロはあることをブルーノから聞かされます。 そして2人は協力してあることを成し遂げていくんですが、そこが最後には悲しい場所になってしまうのは悲しいですね。