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隣の女

1981年作品、フランソワ・トリュフォー監督、ジェラール・ドパルデュー ファニー・アルダン アンリ・ガルサン ミシェル・ボームガルトネル出演。

32歳のベルナール(ジェラール・ドパルデュー)は、妻アルレット(ミシェール・ボームガルトネル)と幼ない息子と平穏な日々を送っていた。 ある日隣にボーシャール夫妻が引っ越してきた。 夫のフィリップ(アンリ・ガルザン)は、空港に勤めるベテランの菅制官である。 美しい妻マチルド(ファニー・アルダン)は、フィリップとはかなり歳が離れていた。 しかし、彼女が隣人であるベルナールに向ける表情は、何かを含んでいた。 彼らが引っ越して来た翌日マチルドはベルナールに電話した。 実は二人は、昔恋人同士だったのだ。

電話の内容は、お互いの相手に、自分たちの過去を打ち明けたか、ということだった。翌日、ボーシャール夫妻を夕食に招いたとアルレットから聞いたベルナールは、ジューヴ夫人(ヴェロニク・シルヴェル)の家から電話し、仕事で帰れないと嘘をついた。 ジューヴ夫人は、20年前に愛していた男に裏切られ、そのために窓から飛びおり杖をつく身となっている中年女性で、恋の痛手をベルナールに話して聞かせた。 しかし、ベルナールとマルチドは、お互いに罪の意識を持ちながらも、旧交を取り戻していった。

遂にホテルでひとときを過ごした二人は、過去を振り返りお互いの不運を嘆いたが、もう二度と会うのはよそうとマチルドは言いきった。 しかし、再び燃え出した炎はたやすく消えない。

監督はフランソワ・トリュフォー、3本 https://anttiorb.hatenablog.com/search?q=フランソワ・トリュフォー 記事にしています。
ベルナール役はジェラール・ドバルデュー、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/8413942 に出演でした。
マチルド役はファニー・アルダン、出演作の記事はありませんでした。

なかなか官能的な作品ですね。 焼けボックリに・・・というシチュエーションでしたが、隣に越してくる偶然に、抗えない2人という展開、最終的にバレてしまいますが、それはそれで、全てが壊れるというわけでもないというのが、なんとなく流れていく日常に戻っていくという感がありました。