2017年作品、ウラジーミル・マルコフ監督、ユリア・ペレシルド イゴール・リゼンゲヴィッチ オルガ・メディニッヒ出演。
運転手のイーゴリ(イゴール・リゼンゲヴィッチ)は間違って届けられた手紙を、届けに宛先の住所に向かう。 しかし、そこにいた老婆(Lyudmila Chirkova)からここの住所ではないと言われ、手紙を見ると書かれていた住所と宛名が変わっている。 そして、老婆から受取人に渡すまで、絶対に手紙を開けてはいけないと言われてしまう。 手紙を開けようとすると恐ろしいことが次々と起こり、気味悪く思ったイーゴリは手紙を手放そうとカフェで女のカバンに入れようとしてトラブルになり、警察に連行されてしまう。 担当となった刑事のマリーナ(ユリア・ペレシルド)はイーゴリの説明を信じずにいたが、手紙を開けようとした途端に謎の少女(Diana Enakaeva)が現れ、怪現象が起こる。 謎を解き明かそうとマリーナと共に宛名に書かれた女性に届けようとするが、そこには呪いの手紙の更なる恐怖と、謎の少女とイーゴリに関する衝撃の事実が待っていた…
監督はウラジーミル・マルコフ、作品はこれ以外見当たりません。
ユリア・ペルシルドは、「ロシアン・スナイパー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15012837 に出演でした。
これはなかなかの作品でしたね。
冒頭は、過去に疫病がはやった時代での、ちょっとしたドラマのワンシーンでしたが、そこで遺体に手紙を託す? というちょっと不可解な展開でした。
そして現代、ある会社の重役の運転手をしている男が、会社に乗せてきたあとちょっと受付の女性と時間をつぶしているときに、何気なくその女性から、誤配された手紙を届けてほしいとお願いされ、気が進みませんがそれを受けるところから、この男の未来が変化していきます。
書かれた住所に行っても、なぜかここではなく、住所が変わっているという第一の現象。 これでこの手紙がおかしいことに、実はその前にちょっとした何気ない不思議な現象もあったんですが。
これはロシア作品ですが、こういう隠れた秀作があるんだと思った作品でしたね。