2022年作品、小泉堯史監督、役所広司 松たか子 香川京子 田中泯 永山絢斗 芳根京子 坂東龍汰 榎木孝明 渡辺大 AKIRA 東出昌大 佐々木蔵之介 井川比佐志 山本學 吉岡秀隆 仲代達矢 矢島健一出演。
慶応3年（1867年）、大政奉還。 260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。 慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発した。越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助（役所広司）は、東軍・西軍いずれにも属さない、武装中立を目指す。 戦うことが当たり前となっていた武士の時代、民の暮らしを守るために、戦争を避けようとしたのだ。
だが、和平を願って臨んだ談判は決裂。 継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下す。 妻を愛し、国を想い、戦の無い世を願った継之助の、最後の戦いが始まった
監督は小泉堯史、「蜩ノ記」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12238840 を記事にしています。
河井継之助役で役所広司、上記作品でも監督のコンビでしたが、「アクターズ・ショート・フィルム２」の中の「ありがとう」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/07/060000 に出演していました。
その妻のおすが役で松たか子、「ラストレター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/28/060000 に出演していました。
公開がほぼ2年延びてしまったこの作品、やっと公開となりました。 長岡藩の家老・河井継之助は、大河ドラマになってもおかしくない幕末の偉人の一人ですね。 西軍＝朝廷軍の粗野で、ただただ正義ではなく勢いで飲み込もうとする姿に完全と立ち向かった継之助。“最後のサムライ“という題名そのものでした。 もっと長時間で描いてほしい、2時間くらいでは語り尽くせない人物だと思いました。
