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アポロ10号 1/2: 宇宙時代のアドベンチャー

2022年作品、リチャード・リンクレイター監督、グレン・パウエル ザッカリー・リーヴァイ ジャック・ブラック ジョシュ・ウィギンス声の出演。

1969年夏の人類初の月面着陸。 快挙の立役者となった宇宙飛行士とミッションコントロールセンターと、それとは対照的に、NASAの近所に住みながらも、その様子を何億人もの人々と同じように、テレビでワクワクしながら見守るしかなかった子供のまなざし。 歴史的な瞬間と、月面探査を夢見て秘密の特訓を行う田舎の平凡な少年の姿は。

監督はリチャード・リンクレーター、「30年後の同窓会」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15549753 も印象的な作品でした。
監督といえば、やはりあの三部作だったり、長い年月をかけた作品が特徴ですが、これもまた意欲的な挑戦作だと思いました。


手法としては、実写とアニメーションを組み合わせたハイブリッドアニメという感じなんですが、あえてアニメーションにしたということと、忠実にアポロ計画を当時のご時世として追いかけている。 アポロ計画はいろんな苦労話が語られますが、今作はその当時市民はどうだったか? そんなアメリカの牧歌的な時代を描いています。
日本ではちょっとわからない、伝わっていないことをアポロ計画をベースに少年の視点というのが面白いですね。