2018年作品、沖田光監督、松本岳 輝山立 瀬戸啓太 大原海輝 宗田淑出演。
吉田(松本岳)は同窓会に出る為、長野県の宮久保中学校に向かう。 途中、声の聞き取れない電話がかかってくるが、結局何を言っているのか分からないまま切れた。 学校に着くと鈴木(輝山立)が受付をしていた。 鈴木は「中西(大原海輝)はもう来ている、あと山下が来る」と言った。 山下は、吉田と鈴木が共に恋した女性だった。 吉田が3年A組に入ると、中西がいて、来ない人に電話しようということになる。
中西の電話した同級生は全員死んでいた。 吉田は山下に電話すると、母親が昨日から帰って来ないと言われた。 受付に佐藤(宗田淑)が来た。 佐藤は意味不明な事を言っていた。 そして時間が来たから始めようと言って、教室に集合した。 しかし吉田は山下を探しに行くと言い学校を出ようとするが、扉は閉ざされ外に出ることは出来ない。
佐藤は同窓会が始まったら外に出ることは出来ないと言い、学校内を歩こうと言い出した。 中西と佐藤、吉田と鈴木のコンビで歩き始めた。 吉田が血の付いた髪留めを見つける。 それは吉田が山下にプレゼントしたものだった。 一方、佐藤と中西は、井上という生徒の行方不明のポスターの前にいた。 佐藤が井上の事を話し始めると、中西は井上をいじめていたらしく、馬鹿にして罵る。 すると佐藤は「友達じゃないのに」と言って中西に迫るが、中西は「あんな奴友達じゃない」と言ってしまう。 すると中西の叫び声が聞こえた。 吉田と鈴木が駆けつけると佐藤しかいなかった。 3人は窓を割って逃げようとするが、ガラスは鉄のように固く割れないのだった。
監督は沖田光、「それ ~それがやって来たら…」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/15/180000 を記事にしています。
吉田役は松本岳、初めての俳優さんです。 他の役者さんたちも初めてのようです。
中編ホラーですね。同窓会と評して集まってきた数人、しかしこれはある意味罠のようなものでした。 では一体、誰が仕掛けたのか?そしてそれは出ることのできない迷宮のような学校でした。
低コストであり、一才特殊効果もありませんし、幽霊?悪霊も、ただ普通に走って追いかけて来るのは帰って滑稽かもしれませんが、恨みの念というのは、伝わってきますね。