anttiorbの映画、映像の世界

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シルバートン・シージ

2022年作品、マンドラ・デュベ監督、ターボ・ラメッツィ アーノルド・ヴォスルー ノクソロ・ドラミニ サラ・コズラウスキー出演。

自由を求めて戦う武装組織ウムコント・ウェ・シズウェ: MK の3人の闘士たち。 ガソリン貯蔵タンクの破壊工作という重大任務にあたるなか、自分たちが罠にはめられて、警察が逮捕しようと待ち構えていることに気づく。 激しい命がけの追跡劇が繰り広げられ、銀行の中へ逃げ込んだ3人はそこに立てこもることになる。 おそらく自分たちの誰かが裏切り、警察のスパイとして動く“密告者“であると考えた3人。

しかし、いったい誰が?  銀行内のプレッシャーと緊張が高まっていく。 事件にかかわる人間全員に共通しているのは一つ、自由と開放を心から求めているということ。 しかし、結末は投獄か死、どちらか1つしかないと悟った3人は、ネルソン・マンデラの釈放を求めて交渉することを決意する。

監督はマンドラ・デュべ、初めて作品を見る監督です。
カルヴィン役はターボ・ラメッツィ、初めて見る俳優さんですが、いい演技でした。
サラ役はノクソロ・ドラミニ、彼女も初めてですが、彼女も良かった。
ランガーマン刑事役でアーノルド・ヴォスルー、「G.I.ジョー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9628730 に出演していました。

これは秀作でしたね。実際にあった事件がベースになっていて、この事件をきっかけにネルソン・マンデラ釈放の機運が盛り上がったということだそうです。 アパルトヘイトは、いかに黒人が虫ケラ同然で扱われていたか、人類の歴史史上最悪の制度だと思いますが、その体制に風穴を開ける事件、そんな気がする作品でした。