2004年作品、ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督、ローラン・リュカ ジャッキー・ベロワイエ フィリップ・ナオン ジャン=リュック・クシャール出演。
ハンサムで誰からも好かれる歌手のマルク(ローラン・リュカ)は、老人ホームでのクリスマス・ライブを終え、次の目的地である南仏へ移動中車のトラブルで辺鄙な山間の村に迷い込む。 そんな彼を助けたのはペンションを経営する初老男バルテル(ジャッキー・ベロワイエ)。 妻に逃げられて以来、孤独の中で生きてきたバルテルは、マルクに妻の姿を重ね合わせ執拗につきまとうようになる。 さらにバルテルの警告を無視して、マルクは禁断の村に足を踏み入れてしまう。 そこで彼を待っていたのは?
監督はファブリス・ドゥ・ヴェルツ、「変態島」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/10593435 も見ていますが、今作の方が度合いがすごいですね。
主演はローラン・リュカ、「私は確信する」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/24/060000 に出演していました。
バルテル役はジャッキー・ベロワイエ、記事にした作品はありませんでした。
マルクという歌手は、一流ではなく、でも女性には不自由しない感じの男なんですね。何か、そういうフェロモンを発散している存在なんですが、彼が入り込んだ場所は、それが逆に出てしまいます。
このバルテルの前に、ボリスという犬をひたすら探している男とまず出会うんですが、ここからもうこの地は尋常じゃないことがわかっていくんですが、通りかかっただけのマルクに、そこまで気がつくのは難しいでしょうね。
バルテルをはじめ、この村の住人は本当に“変態“でしたね。