2021年作品、シアン・ヘダー監督、エミリア・ジョーンズ フェルディア・ウォルシュ=ピーロ マーリー・マトリン トロイ・コッツァー出演。
耳の聞こえない3人家族と過ごすルビー(エミリア・ジョーンズ)は、幼い頃から家族のために“通訳”となりながら、家業の漁業を手伝っていた。新学期、憧れのクラスメイトであるマイルズ(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)と同じ合唱クラブを選択したルビーは、顧問のベルナド・ヴィラロボス(エウヘニオ・デルベス)に歌の才能を見いだされ、都会の名門音楽大学の受験を勧められる。歌声の聞こえない家族に猛反対され、一度は家業を助けることを決めるルビー。しかしある日、父のフランク・ロッシ(トロイ・コッツァー)が思いがけない方法で彼女の才能に気づく。
監督はシアン・ヘダー、初めて作品を見る監督です。
主演のルビー役はエミリア・ジョーンズ、「ゴーストランドの惨劇」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/08/16/060000 に出演していました。
マイルズ役はフェルディア・ウォルシュ=ピーロ、「シング・ストリート 未来へのうた」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14287158 に出演していました。
音楽教師役でエウヘニオ・デルベス、いい役どころですが記事にした出演作はありませんでした。
今作は「エール!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13612507 の英語版オリメイクですね。 あの作品は泣けましたね。 感動の作品であの年の最も心に残る作品の一つでした。
設定は少し変えてありますが、聾唖の家族が立ち上がる設定は同じで、大体の展開は読めてしまいますが、それでも、家族の愛が詰まっているお話には変わりはありません。
今回はルビーの家族は、みんな聾唖の方が演じていて、核になったのは母のジャッキー役のマーリー・マトリンということみたいですね。 でも私は父役のトロイ・コッツァーも、兄役のダニエル・デュラントも素晴らしかったです。 唯一の健常者であるルビーを家族の元から話すことは非常に辛いだけでなく、彼らの生活も大変になっていきますが、父が、兄が、最後には母も、快く送り出していくところ、ラストシーンの家族みんなのハグは泣けて仕方がありませんでした。
これは劇場で是非!