2015年作品、ディーン・イズラライト監督、ジョニー・ウェストン ソフィア・ブラック＝デリア サム・ラーナ アレン・エヴァンジェリスタ出演。
マンチェスター大学の入学を目指していたデヴィッド（ジョニー・ウェストン）は、合格通知に喜んだものの奨学金が5000ドルしか認められず、不足する4万ドルに入学をあきらめていた。 母は家を売って金を工面すると言い出す。 そこでデヴィッドは亡き父の部屋に入り、妹のクリスティーナ（ギニー・ガードナー）と金になるものはないかと探す。 すると父親が使っていた古いビデオカメラを見つける。
再生するとデヴィッドの7歳の誕生日パーティーが収められていた。 その中でデヴィッドは信じられないものを見る。 そこで、親友のアダム（アレン・エヴァンジェリスタ）とクイン（サム・ラーナー）を呼び、妹のクリスティーナも一緒にビデオを見るが、リビングには両親とデヴィッド、クリスティーナ、クイン、アダムが映っていた。デヴィッドが「ここだ」と動画を止めると、鏡に映った現在のデヴィッドが映っていた。
そこで4人は父の地下室の仕事部屋に向かうと、電力会社に勤めていた父だったが、出てきたものは、国防局の色々な資料だった。 父は表向きは電力会社に勤め、実際は国家のための研究をしていたらしい。 地下室には細工が仕掛けられていたが、父親譲りのデヴィッドは仕掛けを見破り、床下の扉から箱型の機械を見つける。 一緒に入っていた設計図を解読すると、父がタイムマシンを作っていたことがわかってしまう。
デヴィッドは4人でタイムマシンを完成さそうと、設計図を隅々まで調べて復元する。そして水素ガスが必要とわかり、深夜の学校に忍び込み盗み、ようやく完成し電源を入れてみるものの、バッテリーが弱く途中でショートを起こし停止した。 その夜はパーティーで、デヴィッドはパーティーに来る車を利用することを思いつき、近くのパーティ会場で待つ。
すると、デヴィッドが憧れていたジェシー（ソフィア・ブラック＝デリア）が車でやって来る。 デヴィッドらが車を誘導し、ジェシーをパーティーに送り出すと、ジェシーの車にケーブルをつなぎラジコンカーで実験する。 するとラジコンカーは2時間前にタイムスリップした。 車をとりに来たジェシーがこの事実を知り、ジェシーも仲間になる。 そしてデヴィッドが「次の実験を生き物でやろう」と言っていると、ジェシーが「自分たちでやろう」と人体実験の提案をする
5人は夜集まり、人体実験をすることに。機械を作動させ気が付くとジェシーの車が消えていた。そこでクインの家に忍び込みと、過去のクインが寝ていた。 現在のクインが過去のクインの首に落書きすると、現在のクインにも落書きが付いた。 しかし過去のクインが目覚め、目を合わすと両方のクインが消えそうになり、5人は慌てて逃げ出すのだった。
手作り感のあるモキュメンタリー作品ですね。
監督はディーン・イズラライト、「パワーレンジャー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15035859 を撮っていますね。
デヴィッド役はジョニー・ウェストン、「ダイバージェントＮＥＯ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13561095 に出演していました。
ジェシー役はソフィア・ブラック＝デリア、記事にした作品はありませんでした。
物語は大学の合格に喜んだデヴィッド、しかし奨学金が少額で、家族も慌ててしまいます。 しかしフォの時父の古いビデオに、今の自分が写っていることに気が付きます。それがどういうことなのか？ そして父の謎の機械を見つけます。 なんの機械なのか？ なんとそれはタイムマシーンでした。 なんとか動かそうと、アダム、クイン、妹のクリスティーナと奮闘しますが、なかなか動かすまでに時間がかかります。
そして憧れのジェシーも加わり、５人は過去に戻ることに成功しますが。
今作はいくつかのタブーのところを描いているのが面白いですね。 同じ人物が直接遭遇すると、消えてしまったり、そして過去をいじるととんでもないことに発展すること。 それがなかなかシビアなんですが、撮り方がフェイクっぽいドキュメンタリー方式なんで、リアル感が増しています。 上手い手法でしたね。
