2020年作品、エイドリアン・ラングレー監督、サイモン・フィリップス マイケル・スワットン ジュリー・メインヴィル アン=カロリーヌ・ビネット出演。
レジャーから帰宅している、ジェナ(ジュリー・メインヴィル)、テイラー(アン=カロリーヌ・ビネット)、マイク(ジェームズ・ヒックス)、クリス(フレデリック・ストーム)の4人の若者。 クリスは車内ではしゃいでおり、ジェナ達をカメラで撮影している。 運転しているマイクは不機嫌で、クリスの撮影を何度も止めさせようとする。 マイクと恋人関係にあるジェナも、マイクがテイラーと浮気をしていることを知っており、終始不機嫌な表情を浮かべていた。
順調に車は走っていたが、突然ラジエーターが故障し、車が動かせなくなってしまう。困ったマイクは、近くのガソリンスタンドを探して、テイラーと2人で歩き始める。
残されたクリスとジェナは、2人の帰りを待つが、その間にジェナがトイレに行きたくなる。 草むらに入ったジェナは、草木に張り巡らされていたワイヤーに引っ掛かる。
それは、近くに住む殺人一家、ワトソン兄弟(サイモン・フィリップス、マイケル・スワットン)が張った罠で、次男のオズワルドは、ジェナの存在に気付く。
まあ覚悟はしていましたが、相当グロいですね。
監督はエイドリアン・ラングレー、日本公開作品は初めての監督のようです。
長男のオーウェン役はサイモン・フィリップス、「UFO 侵略」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15390436 という作品に出演していました。
弟のオズワルド役はマイケル・スワットン、初めて見る俳優さんですが、ある意味一番のキーマンでしたね。
ヒロインはジェナ役のジュリー・メインヴィル、ちょっと見スカヨハに似ていて、劇中も一番抵抗するキャラですね。 今作で初めて見ましたが。
物語は、葬儀なのか、母親を埋葬しているシーンから始まります。 この一家は母が仕切っていたということのようです。 そして車が故障して、立ち往生しているカップルが。 車から男が出てボンネットを開けますが、その時後ろからいきなり殴られ、頭を割られてしまいます。 女性は連れていかれ繋がれ、言葉を発することもできません。
そして時は流れ、四人の男女、二組のカップルが同じように車のラジエーターがいかれてしまい立ち往生になります。 そしてワトソン兄弟がこれを察知し、近づいてきます。
なぜ“村“なのか? というのは後半部分でわかりますね。 舞台は1998年ということで、まだ携帯、もちろんスマホなどがない時代なのがミソですね。 クリスが必死にムービーカメラで録画していますが、これが後半に何か意味を成すのかなと思って見ていましたが。
ラストも見事に期待を裏切ってくれます。
車が故障し
謎の写真が
この台で
この家で
恐ろしいことが
二人が捕まってしまう