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ブラック・アイランド

2021年作品、ミゲル・アレクサンドル監督、フィリップ・フロワッサン アリス・ドワイヤー ハンス・ジシュラー メルセデスミュラー出演。

ドイツ・北フリースラント諸島(北フリジア諸島)の海辺に住む老婦人が、黒い大型犬に咬み殺されてしまう。 高校生のヨナス(フィリップ・フロワッサン)は犬に殺された祖母の葬式で、久しぶりに祖父・ハンゼン(ハンス・ジシュラー)を見かけた。 その4ヶ月後、自動車事故でヨナスの両親が死亡。 ヨナスは泣き崩れた。 ヨナスは祖父ハンゼンの家で暮らすことに。
1年後。ヨナスの高校に事故にあったマイネケ先生の代わりに、ヨナス・ヘレナ(アリス・ドワイヤー)という国語教師が赴任してきた。 ヘレナはヨナスの詩の才能を認める。 ヨナスはヘレナの自宅に詩を見せに行き、彼女のセクシーさに我慢ができず、男女の関係になってしまう。
元々教育者だった祖父・ハンゼンは、スピーチの最中にヘレナの姿を見て何故か倒れてしまう。 ヨナスと恋仲にあった女子生徒・ニナ(メルセデスミュラー)は、ヘレナに嫉妬していた。
ハンゼンがヘレナを見て倒れたのを不審に思い、図書館で卒業アルバムを見ていると、彼女そっくりのマリア・ロートという女性が1985年の本校の教員として、ハンゼンと一緒に写っているのをみつける。
ヘレナはニナが秘密を知ったのを見て、彼女の首を締めて殺害。 他の生徒や教員たちにバレないように車に乗せ、干潟に捨てた。

冒頭からショッキングな展開ですね。
監督はミゲル・アレキサンドル、過去作は1本あるようですが、初めて作品を見る監督です。
主演のヨナス役はフィリップ・フロワッサン、初めて見る若い俳優さんでした。
ヘレナ役はアリス・ドワイヤー、「あの日 あの時 愛の記憶」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/8743503 を記事にしてもう1本記事があります。ちょっと膨よかになっていました。
ニナ役はメルセデスミュラー、彼女は今作で初めてみました。

物語は、大型犬に咬み殺される老婦人から始まります。 葬儀が行われますが、悲しみにくれる孫のヨナスでしたが、すぐに彼の両親も自動車事故に遭い、また葬儀になってしまいました。 彼の身寄りは祖父だけになり、彼は祖父の家から学校に通うことになります。1年が経ち悲しみから立ち直ったのは友人たちとの明るい付き合いからでした。 中でもニナとはいい関係となっていて、フロリアン、ジュールと四人でいつもつるんでいました。
そんなとき、事故で怪我をした教師の代わりの女性教師がやってきます。 ヘレナという教師は早速引っ越してきたので手伝いをお願いして、フロリアンとヨナスが向かい、遅れてニナも手伝いに行きます。 しかしニナは遠ざけられ、男子生徒二人が楽しそうにヘレナと作業に入ります。 そこで、ヨナスは早くも年上の女性に魅入られてしまいます。

今作ははっきりとこの後の怖い展開が予感されますね。 謎の女性教師が本性を表すのは、祖父のハンゼンが彼女をみて卒倒したからでした。 それに疑問を感じたニナが最初の犠牲者となります。 しかし実はこれが最初ではありませんでした。 ただ、ヘレナがあまり悪人ぽくないところが少し物足りなかった感じでしたが。


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